こんにちは。Bibakoです。


私はシンガポール人の夫がいて、2人の子供をシンガポールで出産して、子育てをして2人とも現在は社会人として、シンガポールの社会に送り出した、子育てや親の役割を終えたお母さんである。

これまで、長いようで短かった私の子育てを振り返ると、私は、自分で言うのは変な話だが『子育て成功組』と自負している。

私は自分の自慢話がしたいのではない。何も人に自慢できない。だって、我が子達は、普通の大人になっただけで、特に、凄い人、偉い人というわけではない。


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私は、日本に帰ると、最近の人達は、常識や道徳が違う人が親になっており、公共のマナーが悪いと感じる事多々ある。

子供を躾ける事ができない親が、大きな顔をして親をしているのが、今の日本であるような怖さを覚える。

しかも、おばあ様やお爺様にあたる、その躾のできない親の親も、常識や道徳がずれている場合もあり、親子代々にわたり、非常識や道徳無し、礼儀無しが浸透している家系なのかも?しれない。





いや、笑い事ではない!日本の将来に関わる大問題だ!




日本には、日本の常識や道徳観念があり、公共の場では、人に迷惑をかける事は避けなければならない。これは、大人でも子供でも同じだ。

公共の場では、自分の家の常識であっても、これが誰にでも受け入れられるとは限らない。

しかしながら、最近の親は自分の家の常識を人に求めるのか?親すらも、自分の子供が迷惑になっている事に気がつかないか?気づかない振りをしているのか?注意もしなければ、他人ごとのように、我が子を放任しているかのように見える。


ちょっと話はちがうが、私がフォローしている『Diet witch Aki』さんのブログの中で、Akiさんが投稿者のお悩みにお答えするものがある。

その中でビックリしたのが、『自分の子供が人の子供とトラブルになり、相手のお子さんにツバを吐きかけた!』ちょっと、ひどい話だ。子供は、4-5歳の幼稚園児らしい。

親はその場にいなかったらしく、その現象をツバをかけられた親の話を聞いた人が、ツバを吐きかけた本人の親に告げた。

そうすると、ツバをかけた方のお母さんは、特に怪我をさせたわけでなく、こんな些細な事を人に言って、私は仕方ないから謝罪したけど、腑に落ちない的な投稿内容だった。

私からすると…

頭おかしいんじゃないですか?この親!



当然ながら、Akiさんも同じような回答を載せられ
ていた。
Akiさんもおっしゃっていたが、この投稿者、つまり、このツバ吐きの子供のおかん、自分の子供がほかの子供にツバを吐きかけたのにも関わらず、何故?子供を叱らないのだ?

また、何故、自分の子供は悪くないとか、相手に怪我をさせていないとか、馬鹿げた事を堂々といって、Akiさんやそれを読んだ方々から、あなたは悪くないって言ってもらえる事を期待したものなのだろうか?


あり得ない!そんな話に共感する人がいたら、その人も変だと私は思う。Akiさんも、同じようなお話しをなさっていた。



人にツバを吐きかける行為は、相手を自分より蔑んでいる時に出る態度である。
人間は平等であるし、ましてや、幼児がツバを吐きかける?この投稿者は、ご自身のお子さんに、どんな躾を家でしているのだろう?



1-2歳の乳児が歯が生える時痒くて、あぶく的な唾液とともに、『ブーブー』と唾を吐きかける仕草をする事かある。

また、幼児の間で悪ふざけ的に面白がって、唾を吐きかけたとしよう。これは、幼児アルアルだ!でも、これは、悪ふざけが過ぎるので、先生や大人はこんな場面では、注意するなり、叱ってやめさせなければならない。

ましてや、先生に注意された事に腹を立てて、先生に、ブーとツバを吐いたとしよう。これは、きつく叱らないといけないケースだ。年齢とは関係ない。

私は以前、ADHD気味の男の子が、4歳のときよく、お友達や私にも、何かにつけて自分の思い通りにならない時に、ブーと唾を吐きかける子供がいた。

その時、私は、その都度、『ブーはいけない!』という事は言って、『唾吐くと汚いしツバがつくと臭いんだよ!』と教えて、わざと自分のツバを本人の手で拭いとらせた。

そのあと、私は『お手手、臭ってみぃ?』と笑いながらいうと、男の子は私のいう通りして『オエ〜』と言っていた。私は、『ほら、臭いやろっ?』って、本人には面白おかしく教えたら、その子はツバ吐きをやめた。

4歳児には4歳にわかるように、先生や親が指導しなければならない。4歳児に『やめなさいっ!』と叱ったところで即効性の効果はない。

たとえば、4歳児なら、大人が本気で手をあげて、本人が叩かれて、痛い思いをさせると覚えるかも?しれない。
でも、それは指導というより、体罰に近いカモ?しれない。

4歳児は、4歳児の気持ちになって大人が頭を切り替えて、どうやったらわかってくれるかな?と知恵を絞った方がいい。

ツバをかける行為が下品だとか、人を蔑む行為だとかは、4歳児には通じない話しである。ただし、理由はともかく、いけない事であると教える必要はある。



赤ちゃんのツバかける行為と、幼児の悪ふざけは同じカテゴリーでない。


さらに、面白がって、ふざけて唾をかけるのと、相手に腹が立ってツバをかけるのも、カテゴリーは違う。


でも、いずれにしても、大人や親は、子供を躾ける時には、いい事、悪い事の判断を大人が正しくしなければならない。そこで、大人の常識や道徳がズレていると、子供は間違った常識や道徳を学んでしまうのである。



この我が子がツバをはいた本人の親は、怪我をさせたわけでなく、些細な事?その考え自体が、私には恐ろしい。

でも、この意見に賛成する人もいるのだ。うちのエイリアンの同僚は、この人の意見に賛成しそうなタイプだ。

こやつは、保育士のくせに、常識も道徳も人と違う。また、自分の子供にも、今流行り?の叱らない子育てをしている。

自分の子供が人に迷惑をかけても、子供を庇い続けて、自分の非や自分の子供の非を認めないタイプである。

そんな人は、この『子供がツバをかけたくらいで騒ぐな!』と主張する親と同じカテゴリーの人なのだろうと思う。



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最近、日本でみかける常識や道徳の違う大人達。そんな人が親だから、公共のマナーも守られず、へんな事件も起こり、怖い世の中になっているのだと思う。




そんな人達は、公共の場で子供が他人に迷惑をかけても、その場では素直に謝っておきなから、後で、ツィッターなどのSNSを使い、自分は悪くない主張をなさる場合もある。

正しく、Diet witch Akiさんのブログに投稿した、ツバをかけた子供の親、自分の子供は他人の子供に迷惑をかけて、人を侮辱したのに自分の子供は悪くない的に言い張る。



これは、はっきり言って間違っている!


ご自身の家の躾や親の考え方は、その方がお考えの通り、人がとやかく言うことではない。

でも、それはあくまでも、自分の家の中だけの事だ。

一歩外に出たら、周りに合わせるということは、日本人としては、常識でありそれは、日本人の道徳観念でもある。

だから、こんな場合(ツバをかける行為)は、その場だけの謝罪、口だけの謝罪でなく、心から反省できるように、ツバを人をかける行為は、もし、大人の場合は『傷害罪』で起訴できるケースである事、覚えておかれると良いと思う。

これは、シンガポールでも同じであり、シンガポールの場合は、少年法などないので、4歳の子供でも、訴える事はできるのだ!
お国かわれば、この人のお子さんは、4歳にして犯罪人にもなるのだ。

それくらい、ツバを人にかける行為は、下劣な行為である事、親なら学習しておかなけれは、正しい躾はできないのではないか?と思う。


子供を産むだけでは、親になれない事や親の責任果たしてない事、ちゃんと学習してもらいたい。



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いまどきは、海外で子育てするご家庭も増えた。でも、日本人家族なら、その国の子供と同じような感じで子育てすると、お子さんが日本人と渡り合えなくなることもある。

それは、海外に出ると、その国の常識も道徳も変わる事もある。ただ、ツバをかけるなどの行為や人を傷つける行為などは、世界共通して道徳的にも許される事でないものもある。




日本人が海外に住んている場合、子供の躾に関しては、日本人の家族なら日本の常識や道徳を学んで、どこの国に住んでも、日本人である事は変わらないので、日本の常識やら道徳に対応できるように、お子さんを躾けるのが、日本人家族の親の役割であると私は思う。


反対に、私のように国際結婚で、ハーフのお子さんを持つ方々は、配偶者の国で生活をして子育てをしているのか?または、日本で生活をして子育てをしているのか?で、躾の仕方は変えないといけない。

例えば、私の場合、子供達はあくまでも日本人ではなくシンガポール人🇸🇬として育てた。それは、子供が生きていくステージを、生涯を通してたぶん、シンガポールだと思ったからだ。
でも、日本人の血も流れているので、日本人と渡り合えるシンガポール人になってもらいたかった。


私は、子供達の躾として、日本人の良い部分は、見習ってもらいたいので、人の事を考えて行動するように教えたつもりである。
また、相手をみて、自分の立ち位置や出方を変える事も、私から学んでくれたと思う。

だから、娘は、シンガポール人女性の中では、まだ、相手の事を考えて物を言える大人に成長したと思う。でも、私の目から見ると、自己主張の激しい、性格のきついシンガポール人女性そのものにも見える娘でも、外からの評価は違った。
彼女は、シンガポール人の同僚や上司からは、謙虚なところがあると褒められる事もある。

息子は、子供の頃の方がシンガポール人的で、自由奔放であった。でも、軍隊に入隊した事や日本企業に就職した事で、彼は、私が教えていた、相手を見るという事が、自然に身につき使えるようになっていた。

日本人の考え方には、もちろん、彼もついていけないところもあるらしい。でも、日本人の良い部分も知り尽くしている彼は、日本人の会社の風潮、社風などもなんとなく理解しているので、ほかの外国人の従業員の中でも、1番、日本人からは好かれるタイプに成長してくれた。

正しく、私が目指した『日本人と渡り合えるシンガポール人』である。

ただ、彼も家の中では、シンガポール人である。あまり人の事は考えていないところも目立つ。つまり、息子は、上手にシンガポール人と日本人を使い分けできる大人として、これは、彼の自分が生きるスキルになっていると思う。


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謙虚と言うレベルも、日本人が思う謙虚と、シンガポール人レベルではかなりの差がある。

例えば、娘がシンガポール人から『謙虚なところがある』と評価される事は、私にとっては信じ難い事であり、家の中の娘を見ていると、謙虚さは微塵も感じない。でも、小さな頃から、日本では…とか、日本人はこうだ…ということは、その都度、2人の子供には、日本の帰国のたびに言って聞かせた。

日本に連れて帰ると、娘や息子は、シンガポールの自由奔放さが目立った。実家の父には、食事のマナーやお箸の使い方まで注意された事もあり、若かった私はブチギレしていた。


あのね!うちの子はシンガポール人なんだよ!お父さんの考えは合わない!しかも、たまにしか会わない孫を捕まえて、怒る💢か?お父さん!信じられないっ!


と、大きな口を叩いていたBibakoであった。
そうすると、私の父は…


自分の孫やから叱るんや!よその子やったら、何にも言わん!
この子達は、シンガポール人とはいえ、日本の中では、外行くと他の人から、日本人のような目で見られるや!その時は、この子達が可哀想な思いするんやぞ!わかっとんのか!お前(私)それでも親かっ!子供も躾できんのかっ!

と、えらい勢いで叱られたのを、今でも覚えている。








ただ、うちの子供達は、幸い、シンガポールにいても、日本に連れて帰っても、公共の場や外出先で私は困った事はなかった。

うちの子供達に、外で大声で泣かれたことも、タダをこねられたこともなく、他人に迷惑がかかるような事は一度もなかった。

うちの子供達は、シンガポールでも、日本でも、私が1人で連れて歩く分には、一度も困った事がなかった。床に寝転ぶことも、塀をよじ登ることも、走り回る事も、息子は、シンガポールの学校や家プレイグランドでしていた。

でも、そんな息子でも、幼い頃から外出先でそれをすることはなかった。

困るといえば、私の手を離して1人で走り出す事だった。
でも、彼は自分が逸れたとわかるとどこにいても大声で私の名前を呼び、そこで動かずじっとしていた。だから、私はすぐに彼を発見する事が出来た。

娘は、本当に私から離れない子供であったため、手を繋ぐ必要もなく、本人がぴったり私についてくるタイプであり、私が友人とお茶をしていても、大人しく、私の横に座り1人で遊べるタイプであった。

だから、日本に帰国した時もシンガポールでも、何も人の迷惑にならなかった。

少し大きくなると、日本とシンガポールとの区別もつくようになり、ますます、私は帰国する時も何も困らなくなっており、息子は小学校の高学年やセカンダリーになると、重い荷物も持ってくれるようになり、普段の買い物のときも、荷物が多い時や重い時などは、何も言わずに私の荷物を持ってくれた。


私は、自分の子供達の躾に関しては、シンガポールスタイルで育てた。

また、子供の教育に関しては、子供達が学校に上がると、日本の教育は捨てて、シンガポールの教育の在り方に合わせて子供を導いた。

それが、子育て成功の鍵だったように私は思う。
今の日本人の親は、シンガポール人とのハーフでも、日本の教育にこだわり、勉強だけでなく、良く遊びよく学びと、どこかの学校の先生のような事をいう。

でも、シンガポールの教育のあり方を親が理解できないようでは、シンガポールの中では、子供達が生きていけなくなる。
それがわからないなら、もともと、シンガポールの教育はとらせない方が正解だと思う。

シンガポールの教育のあり方に賛成できないなら、日本人学校でも、インター校でも好きな学校に入学すればいいと思っている。

今は、うちの子供達には関係ない事であるが、ローカルの学校には、シンガポールの教育を理解できない、いいところ取りだけしたい日本人の親やチャラけた日本人の子供、その他外国人の子供などいらない!シンガポール人の子供の邪魔になるだけだからだ。私は、本気で思っている。


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日本人の良い部分の1つは、私的には『謙虚さを持つ』ところだと思う。

でも、日本人を除く外国人(アジア人ではない外国人)は謙虚な人が大変少ないと思う。

でも、これも、シンガポールで長く暮らすと、同じ白人系でも、アメリカ🇺🇸系の考えとヨーロピアン系の考えは違うとわかった。

特に、UKの人達は、日本人に近いものがあり、人の気持ちや相手の出方を見る人も多くいることがわかった。

ところが、アメリカンは、私が知っている外国人そのものだ!自己主張が強く、自分の非はテコでも認めない人達が目立つ。

オーストラリアンは、ちょうどその中間と言う感じにも思える。

そんな風にお国変われば、その方々の親から受けた躾も違う。謙虚な気持ちを持つという事1つにしても、国により、その美徳度は違うのである。

だから、どこの国で暮らすのか?は別にしても、それぞれ、日本人も含めて、各国の親は、自分の祖国の常識や道徳は守って、子供を躾なければならないと私は思う。


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今の日本人の親は、何か変だと感じる。
自分も子供も日本人なのに、海外で子育てをしている日本人の親は、子供をその国の子供のように躾てしまう。

具体的にいうと、うちのエイリアン👽は、自分の子供に、外では英語で話しかける。なんなんだ?これは?と、私は初めて彼女が子供に話している姿を見た時びっくりした。
また、彼女はいまどきの叱らない子育てをしている。

自分の子供が明らかに人に迷惑をかけていても、自分の子供を叱らない。子供のことばかり、庇うのである。これでは、ママ友の中でも、彼女を嫌う人がいるのは私はわかる。

実は、彼女は自分の子供を職場に連れているため、学校の保護者の中には、彼女の個人的なママ友という人もいる。

当然、先生という立場は、彼女も守っているのかも?しれない。でも、私の目からは公私混同しているようにも写っていたこともあり、彼女のママ友でない、ほかの保護者さんは、彼女に対して良い印象がない人も存在した。

そんな人が、私から彼女に注意してもらいたいと、匿名を条件として、彼女の公私混同ぶりを私に伝えて、私から注意してくださいと何度が頼まれた事も、実際にあった。彼女は、それを私が言っても、何も聞いてなかった、彼女は、何年たっても、何も改善された様子はなかった。

エイリアンの彼女は、こんな時も言い訳しかしないのだ。自分はちゃんとしているので、人から言われる覚えはないとか、自分は私的な事とプライベートの付き合いは割り切っていると。

自分はそう思っていても、人から見るとそうでないから、人がクレームを出すのに、何でそんな考えになるのか?不思議だった。

そんな人が親なので、彼女の子供もエイリアンになる事、間違いなかった。



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日本でも、海外でも子育てを成功させる鍵は、親が人として…という部分がちゃんと学習できている事に尽きる。

また、日本人なら、どこで子育てしていても、ハーフのお子さん以外の純の日本人のお子さんを育てているなら、日本人としての常識や道徳、アイデンティティが持てるように、日本人として日本人を愛してもらいたい。

うちのエイリアンもそうだが、海外で子育てして外国人見たいに子供を育てている人は、日本人のくせに、日本人を蔑んでいる人が多い。また、そんな親に育てられた子供は、子供も日本人のくせに日本人を蔑むようになってしまう。

海外で子育てをしている日本人エイリアン達は、日本の道徳や常識を勉強してから、自分の子供を海外で育ててたければしたらいい。

私的には、海外に出たい人は、日本の道徳や常識テストを受けて、合格した人だけが海外で働いたり、海外に移住できるようにしたらいいのにって、本当に思う。

日本人エイリアン達が海外にでて、そんな人達が海外で子供を産み、そんな親に躾もまともにできない親に育ててられた、海外生まれの日本人の子供、本当に将来が怖すぎる。
全く、日本人でない日本人を生み出しているのが、今、海外で子育てをしている日本人エイリアン達なのだ!怖すぎる!


海外で子育てをする日本人エイリアン達は、子供共々、日本に帰国して、もう一度、日本の良さを学び直して、自分の子供にも、日本の良さも、常識や道徳が教えられれる親だけが、海外に来てもらいたい。

また、大人も、日本人として誇りを持てるようなってから、海外に来て欲しい。


海外に出ている日本人エイリアン達、また、日本の中でも、まともな躾ができない親達(日本人エイリアンの親)、顔洗って、もう一度勉強して、いちから出直して来いっ!