こんにちは。Bibakoです。
今回は、私の本業である教育についての記事を書くことにする。
シンガポールでは、いよいよPSLE(中学受験)が佳境を迎えている。オーラルなどはもう終わった?本番のペーパーテストまで、あと2ヶ月を切っている。親も子供もストレスピーク?かもねっ!私も、ずいぶん前に経験済みですが…
日本の皆さんには、『PSLE?』って何?って思うかもなんだけど、これは、シンガポールの教育システムで、子供がローカル学校、つまり、シンガポールの教育を受けているなら、必ず、全員、賢い子供もお馬鹿な子供も、日本でいうなら高校受験の様に、ほぼ全員が受ける『中学受験』の事である。
シンガポールの教育システムは、義務教育は小学校だけである。つまり、日本風にいうと、シンガポールではたった6年間の勉強で、日本でいうと『中学校』のように、小学校を卒業していれば、とりあえず、社会にでても読み書き、そろばんの大人としてのスタンダードはクリアされていると考えるのが正当な考え方である。
つまり、シンガポールでは、勉強のスタンダードが高く、超詰め込み勉強の上に、小学校からも教育格差は明確であり『教育の平等性』という考え方は無いに等しい。
小学校からネーバースクールという普通校とグットスクールという進学校に分かれており、小学校から勉強に焦点を当てなければ、子供が社会にでた時にかなり苦労する結果になる。
日本のように、教育熱心なご家庭の方々が『東大』を目指すように、大学に入学させればいいのではない!シンガポールでは、大学が大切なわけではなく、その後の就職が大切なのだ!
つまり、お金を稼ぐ事がシンガポール
人、万人の目的であり、親も自身の子供の最終目標は、『自分の力で稼げる大人』に導く事なのである。
日本人の親よりも、もう一歩先の事まで見る必要があるのだ!
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シンガポールの社会は、大変な学歴社会で競争社会である。大人になってから、シンガポールにいらした日本人は、誤解している場合もある。
シンガポール社会の実態は、超過酷な学歴社会であり、学歴が高くなければ、働いたときの給与も待遇も格段に違うのである。それが、現実のシンガポールの社会なのだ!だから、親も子供も『稼げる大人』を目指して、幼い頃から勉学に励んで、お金持ちになる事をみんな夢みているのだ!
なんと、現実的な子供達なんでしょう!
シンガポール
の子供達は、日本人の子供のように、スポーツ選手や芸能人に憧れる子供は、大変少ない。それは、シンガポールでは、そんな仕事だと、まともに稼げない事を、子供でも知っているからだ!
日本人の方々が、たまたま、シンガポールで起業してそれが功を成し、かなり、日本にいたときよりも、リッチ、セレブになった人も、もちろんいる。
でも、本当はそんな人は、自分の運の良さに感謝した方がいい。それがみんなでない事は、分かった方がいい。
時々、そんな成功者の日本人が、日本にいる日本人に向けて、そんなところでくすぶってないで、シンガポールにおいで!
あなたの人生開けるからや、シンガポールは高額所得の人が山ほどいて、そんな人達に出会えるチャンスが転がっているので、婚活は日本よりも、シンガポールって唱っている方々もいらっしゃる。
それは、嘘ではないかもしれないが、実際はそんなわけない!
何故?その方がそう思うのか?は、その人が高額収入になったので、自分の周りの人もそんな人が自然に寄ってくるのである。それは、類は類を呼ぶという事である。
だから、シンガポールは高額所得者がいっぱいなどいうのは、裏付けがない話であり、その人の感覚だけの事である。
起業をして成功する事は、それは誰にでも起こる事ではなく、その人の実力であり、素敵な人が寄ってくるのはその人の魅力であり、いずれにしても、その人の運の良さでもある。
だから、普通の日本人の方々は、そんな甘い言葉に騙されないように、特に、将来ある若い方々は、ご自身の足元をちゃんと見て欲しい。起業などもうまく行く人はみんな同じではない。
もし、シンガポールでの生活がうまく行ってる人でも、それを当たり前のように思っている方々であると、その方もいつかは落ちぶれる事、忘れてはいけないと思う。
世の中は甘くないのだ!
富を勝ち取った人は、それを維持する努力を怠ると、富は自分から逃げて行く。決して、成功に胡座をかいていてはいけないのが世の中だ!
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話がずれた…もとに戻すけど。
シンガポールでは、本当に子供の将来を真剣に考える親であれば、シンガポール人の親達は、日本人の親達のように、『よく学べよく遊べ』という考えは無い!『よく学べ、よく学べ!』式に、子供を小学校の低学年の頃から引っ張り上げるのである。
それを知らない日本人の親達は、最近は、馬鹿げた理由で、ローカル学校にお子さんを入学させる人がいる。
でも、本当に費用が安いなどと馬鹿げた理由でローカル学校というなら出直した方がいい。
日本人はシンガポールの教育システムをよく知らない人が多い。
小学校の次はセカンダリー(中高一貫校)そこを卒業さえしたら、日本のようにどこか大学に入学できると思っている人もいらっしゃると思う。
全然違う!セカンダリー卒業だけでは大学に入学できない。
また、シンガポールの国民の大卒の割合は、全体の、35%にも満たないくらいしかいない。猫も杓子も大卒という日本とは全然違う。
もし、シンガポールのローカル学校から、大学に入学しようと本気で思うなら、我が子の偏差値60は、最低ラインとしてなければならない。
もし、我が子の偏差値が50くらいなら、お金持ちの子供しか大学には進学できない。これは、裏口入学的に親がお金を使って大学に入学させる感じとなんら変わらない。
一般家庭の子供が、自力で大学に入学したければ勉強させるしかない。それがシンガポールである。
これは、自分の子供で経験済みなので、嘘ではない!
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シンガポールは教育費は、日本人家族のように外国人だとかなり高い。でも、ローカル学校だと、日本人学校やインター校よりも、外国人でも格段にスクールフィーが安い。
うちの馬鹿なエイリアンも同じだが、ローカル学校にそんな理由でお子さんを入学させる親もいる。
あのね、シンガポール
で、スクールフィーをケチらないといけない日本人なら、これから先、子供は大学にも行けない。日本に帰った方が良いと考える。
シンガポールでは、スクールフィー以外にも、受験(PSLEやO Level , A Level)に向けた準備としての塾や家庭教師のお金が多額にかかるのだ!そこを怠ると、普通の所得の家の子供は、受験戦争を勝ち抜くことができない!
しかしながら、シンガポール人でも、お金持ちの家の子供は、心配ない。親が縁故やお金を使って必ず逃げ道をつけてくれるからだ。
シンガポール
では、信じ難いかもだか、教育格差は大いに結構という感じであり、『教育とお金の癒着』もかなりあるのがシンガポールの教育省であると感じる。
だから、シンガポールのMOE自体も、教育格差大いに結構だを、全面的に打ち出しているため、シンガポール人の一般の国民達は、納得というより諦めている。
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そこで、汚いのが、日本人の親達である。姑息な手段で、PSLEやO Level を乗り切ろうとする人がいるのだ。
どんな手を使うか?というと『DSA』のチャンスを、横入り的にお金や縁故で勝ち取ったり、小学校の時点での中国語免除で、PSLEで、グットセカンダリーに入学させるというものだ!
また、日本語のスキルを利用して、O level の時は、MOEにアピールを出し、日本語のO Level のテストを取らせて、O level の成績を上げる魂胆なのである。
日本人の子供やハーフの日本人でも、補習校や日本の一時帰国の際に、日本の学校に入学した事がある子供などは、O level の日本語のテストを取ると、A1は誰でも取れるはずである。だから、日本人の親は、自分の子供の日本語を利用するという姑息な手を、O level やPSLEで使うのである。
更には、これは、どんな手があるのか?私にはわからないが、シンガポール国民しか申請できないはずの大学の奨学金まで、勝ち取る日本人もいるのだ。
でも、これは聞いた話であるので、定かではないが、DSAでも横入り的に、お金の力でその権利を勝ち取る日本人の親、外国人の親はお金をMOEに寄付しているとかと聞いた事がある。
へえ〜、そんな姑息な手をつかってんだぁ〜!
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とにかく、日本人はずるい!
小学校の頃から、我が子に、大した勉強も子供にさせていないくせに、PSLEでは、DSA(学校推薦枠)を申請して、お金使ってでも、グットセカンダリーへ?また、入学時点からの中国語免除?でPSLEの教科を少なくして楽させようとする。
ふざけるんじゃないよ!少なくとも、うちの子供達2人も、普通のシンガポール人の子供も、正当な道でしか受験しないんだよ!
うちの子供達は、シンガポール人であるが、中国語の成績は思わしくなかった。でも、中国語は免除せずに、DSAも利用せずに、PSLEもO levelもクリアさせて、稼げる大人に育てたんですが!
横入り的にやってきた日本人の子供などには、グットスクールへの切符を横取りされたくないし、邪魔されたかないと、みんな、シンガポール人の親やハーフのシンガポール人のお子さんを育てている日本人のお母さん達も怒っているに違いない!
これは、既に、自分の子供は成人して社会人である、私でも思っている事なので、現役の方々は、みんな絶対に『日本人の子供なんていなくなればいいのに…』『みんな日本に強制送還にしてもらいたい!』的に思っているに違いない!
あっ、問題発言だ!日本人のくせに日本人の子供の事、『いなくなればいいのに…』なんて!
ちょっと過激な発言失礼しました。でも、発言は撤回はしません!
姑息な手を使われることで、正当な方法で子供を導いてきた親の子供の成績の足を引っ張られることは、私はどう考えても、外国人である日本人は遠慮してもらいたいと思う。
こんな私でも、子供にかかった塾代やこちらもストレスを溜める事もあったが、どんな思いで、幼い子供を勉強モードに導いたか?など、私でも、苦労はたくさんした。
自分が思うように、子供がついてきてくれないジレンマも、何度も経験し、諦めてしまおうか?とも考えたが、子供の将来を真剣に考えると、諦めるわけにはいかなかった。
どうやったら、うちの子、勉強のやる気が出るのかなぁ〜!
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シンガポールの学校は、あくまでも、シンガポール国民の子供の為の学校であるので、本来なら、関係ない外国人の子供など入学してもらいたくない!シンガポール人とのハーフのお子さん達は、将来的に、うちの子供達のように、シンガポール国民になる可能性がある。
日本人のPR保持者で、親子共々、シンガポール国民になる人いますか?いないよね?
そんな奴らに、シンガポール国民の子供達の将来、邪魔されたくないと考えるのは、全然、間違っていない!と、私は思う。
シンガポールのPRを受理されている日本人の方々は、配偶者がシンガポール人でない場合、高額所得者か、シンガポールで事業を行っている事業主、或いは、シンガポールで不動産購入や投資ファンドなど資産家でなければ、PRは受理されない。つまり、お金持ちでなければ、シンガポールのPR保持者には、最近はなれないのである。
だから、うちのエイリアンのような嘘つき!エイリアンは、ローカル学校でも、自分はお金ありませんと言いながら、いざとなったら、お金使って自分の子供の学歴をも買うのである。
高額所得であるから、PRであるくせに、彼女はただの物なら親でも利用する奴なのだ。金の亡者的なところもあり、せこいのである!
お金を持っているくせに、無い無いといい、人の同情をひいて、人を利用するのが得意な奴なのだ!
だからきっと、自分の子供に対しても、時期が来たら、お金使ってでも、進学のチャンスを作るに違いない!あー腹立つ!
だがしかし、もし本当に彼女に私が考えるようなお金もなく、シンガポール
の教育システムもわかってないとすれば、親子共々、5年以内に『終わるなぁ…』と。そうなれば、ざまー見ろっ!だけどねっ!
私が、うちのエイリアンが許せないと思うのは、彼女は嘘を堂々とつくからだ。堂々と嘘をつける人が教育現場にいることが、私には我慢ならなかった。
それは、ともかく…、彼女の子供もローカル学校からいなくなってもらいたい存在である。
日本人が姑息な手を使い、自分の子供を大した努力もせずに、グットセカンダリーに入学させることは、私のように真面目に子供を導いてきたシンガポール人のお母さん、お父さんや一般家庭の日本人とシンガポール人のハーフのお子さん達にとっても悔しいことだと思う。
シンガポールに住む日本人の中で、シンガポール人以外の配偶者なのに、PRを取得できている人は、政府のお墨付きの高額所得者、或いは、資産家でなければならないのだ。
その財力を利用して、シンガポールの教育のいいところ取りをする日本人親子。
これについては、私の子供達が学校に通っていた頃からあった。
また、私の知り合いの私の子供達と同世代のハーフのシンガポール人の子供も、日本人のお母さんの姑息な手で、そこのお子さん達は、それなりの学歴を手に入れている。
それも、私は横目で見ていたが、私は、自分の子供達をそんな甘ちゃんの子供よりも、逞しいと思っているし、素晴らしいと思っている。
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うちの子供達は、親の口からいうのは自慢に聞こえるので、日本人的に考えると良くないが、我が子の自慢をしてみたい。
うちの子供達は、親思いである。
日本人の子供は、特に、家がそこそこ裕福な家であると、そんな家の子供は、親が自分に何でも与えてくれて当たり前だと思って成長する。
すると、大人になって、自分の家庭を持っても、家を新築する、子供が大学や私立の学校に入学する、新車を購入するなど、お金が多く派生する時には平気で親を頼る。
親も馬鹿で、生半可お金がある親だと、家から独立した大人になった子供の世話をするが如く、お金の援助を喜んでする親も多い。そんな親は、オレオレ詐欺の被害にも遭いやすいと思う。
うちに関しては、それはないと言い切れる。
現在、兵役中の息子は、専門職につくために、シンガポール国立の商船学校に、入学した。でも、ここは、スクールフィーがシンガポール人の子供でも高い方である。そこで、息子は、すぐに奨学金を自分で申請して、勝ち取りそこを卒業してくれた。息子には、セカンダリーまでは、塾代などがとてもかかったが、そのあとは、家からの持ち出しが全くなかった。
息子は、兵役が終わると日本の大手海運会社に就職が決まっている。
息子はシンガポール国立のSMA(シンガポール商船学校)を卒業して、航海士の国家試験に合格した。学歴だけでいうと大卒ではなく、日本風にいうなら、専門学校、高専高校的な特殊な学校を卒業しているだけである。でも、専門職であるため、その分野では、大卒と同じ扱いである。
彼は、日本のトップレベルの海運会社に就職が決まっておりそこでのトレーニングも、インターンシップの時に済ませている。息子は専門職であるため大卒並みに給料は高い。また、一等航海士になった暁には、その給料も跳ね上がる。
そのため、息子は、私の老後のお金なども真剣に心配してくれており、自分が外国人の私(母)を支えなければと、夫(お父さん)の存在を忘れているかのように、いつも、私を気遣ってくれる。
私は、お父さんがいるから大丈夫だといっても、マミは外国人だからと、パパがいなくなったら困るだろうと何かにつけて、私のお金を気遣ってくれる。
娘は娘で、もともとは、NUSに入学する事も不可能ではなかったのに、自分のわがままで、海外の大学を選択してしまい、余分な大学の費用を出してもらったからと、現在働いているのだが、私に少しずつその費用を返済をしてくれる。
日本人の子供でこんな事をしてくれる子供がいるだろうか?
しかも、うちはとことん貧乏という家でもなく、シンガポールのレベルでいうと、平均所得の家庭である。
日本だと、平均所得の家庭の子供は、贅沢はしないにしても、大学の費用などは親に出してもらって当たり前だろうし、身の回りの世話も自宅暮らしだと、してもらって当然だという意識を持っていると思う。
また、親もせっせと、社会人の娘のお弁当作りまで担い、子供の下着までも洗濯して、服も丁寧にアイロンをあて、もしかしたらクローゼットにまでしまってあげるお母さんもいると思う。ほかにも、子供の部屋も整理整頓を含めて、毎日綺麗に掃除しているお母さんもたくさんいると思う。
うちの子供達は、現在は、家事は私の気持ちでしているが、私がやりたくなければやらなくても、子供は自分で、洗濯、掃除、ご飯まで作ってくれる。
これに関しては、全部してもらうと、私の仕事もなくなるので、家事に関しては、今は夫中心に考えておりこれは私の担当であるが、子供の世話については、家事も含めて私の気持ち次第という感じでもある。これについては、子供は納得しているし、うちの子供は、私が教えたわけでもないが、自分でできる時は自分で掃除、洗濯、料理など、娘も息子もなんでもやっている。
これも、こんな子供、日本人にいるだろうか?
家が貧しい子供や親から独立して一人暮らしだと、家事も当たり前のようにするだろうが、親がそんなに貧乏でもなく、自宅暮らしの子供にとっては、自分の歳は関係なく、親に家事や身の回りの世話をしてもらい、自分で稼いだお金は、自分のためだけで心置きなく使い、たりなくなったら親に無心するような事まで平気である。
いったい、どこがうちの子供達と日本人の子供と違うのか?
特に、私は特別な事を子供達にしたわけでもない。でも、シンガポールの社会全体で、うちの子供のように、成人したら、親から精神的にも金銭的にも独立している子供達はたくさんいる。
日本の子供達は、親にずっと保護されすぎなのだ!
うちは、姑息な手を使ってまで、手に入れた高学歴でもなく、私が真面目に、正当な方法で子供の勉強を導き、精神面では、手をかけるところいっぱい手をかけたが、親離れも子離れもちゃんとできている親子関係が築けている。
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日本人の親達が、自分の子供を保護するのは全然構わない。
でも、ローカル学校で、グットスクールに入るために、姑息な手をつかい、横入り的にされるのは、私のような真面目に子供を導くお母さんにとっては、悔しいとおもう。
でも、その見返りに、その方の子供は、人としてのレベルを高くするためには、大人になってから、たくさんの試練を乗り越えなければならなくなるだけである。その時に、親から保護されてきた子供はパニックするのである。
だから、子供などは、ある程度がきたら突き放すようにした方がいいのだ!
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実は、私、最近になってから、教育と金の癒着が明確な例を友人からきいた。
今年の話ではないが、ある日本人とアジアの外国人とのハーフのお子さんが、親の縁故とお金で、DSAのチャンスを勝ち取り、IP(シンガポールのグットセカンダリーの中でも、トップクラスの学校)の学校に入学したという。大した成績でもなく、DSA規定のギリギリの200ジャストほどの成績だったそうだ。
話に出てきたお子さんのセカンダリーは、IPの学校であり、そこは、勉強のスタンダードが高いので、全部、学校推薦スタイルで入学しているのである。でも、PSLEのラインでは、260が軽く取れるとされる子供達が、学校推薦を受けたり、親が学校にアピールする事で入学できるセカンダリーである。それなのに、ど厚かましい事に、そのお子さんは、IPの学校にいける器でない!また、DSAの勝ち取り方が汚い!親がお金を払ったのであろうと思う。それも、お母さんは日本人であった。
それは、この人のお子さんは、スクールチームでもなく、スクールにはないCCAの活動であった。
DSAだって、本来なら、小学一年の頃から真面目にアピールするもの練習して、外であっても学校であっても、その習い事に関するお金も時間もたくさん取られるものだ。
うちの息子は、1年のときから成績が思わしくなかったので、バトミントンをさせてDSAを勝ち取るために、スクールチームに入れるように頑張った。でも、他の親達も同じ事を考えていたので、うちの息子は、わずかの差でDSAの選考から漏れてしまった。でも、これは、仕方ない。他のシンガポール人の親達も、私よりももっと努力していたに違いなかったし、自分の子供の実力的なところもある。
同じく、DSAを目指していた、他の外国人の子供は、お金をたくさんMOEに使い、何かのアピールで、たった200点で、IPのグットセカンダリーDSA入学して、その後も、また、A Level のときもお金にものを言わせて、アメリカのランクの高い大学に息子を行かせたらしい。本当に悔しい。その人も、お母さんが日本人であった。
その日本人のお母さんのことは、私は名前は聞いたことがあったが、気にも止めてなかった。私の子供とは学年も違うし、面識もなかった。
でも、それを教えてくれた友人は、そのお母さんが自慢していたらしいが白けたと言っていた。
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最近の日本の大学入試について、私は、センター試験廃止は反対である。
それは、最近の日本人は常識も道徳も違う大人が多く存在している。
また、常識や道徳という部分は、古いも新しくもなく、以前から守られるべき事である。
また、そんな事がわからない、子育て下手の親達も、今は急増している。
センター試験を廃止して、学生のアチーブメント重視といっても、常識や道徳が違っていると、日本人としては、役に立つ人材ではない。それは、そんな試験では見抜けないと思う。
国立の学力低下があからさまになっている現在でも、さらに、大学は経営不振を乗り切るために、学力関係なく生徒を入学させる。また、卒業も簡単にさせる。それは、生徒の学力や学習能力など、どうでもいいという大学の方針が丸わかりである。
つまり、大入り満員を目指し(利益が出追求)、回転をよく図るために、ところてん式に卒業させて、新入生を受け入れたいのだ。
また、日本人だけでは、経営不振になるからと、外国人留学生の積極的な受け入れが始まる。
これは、歓迎できる。外国人の生徒達は、日本人の馬鹿な大学生とは違う。ちゃんと勉強に焦点が当たっている生徒しか、大学へは進学しない。
日本人のように親が、自身のステイタス(顔)を保ちたい、世間的に受け入れられたいから、東大を目指すような感じの親もいなければ、肝心の子供の方も、勉強したくなければ、大学へは進学しないのは、どこの外国でも同じだ。
日本人の学生は大学も何をしに行くのか?すらもわかっていない場合も多いという。
日本の大学の学力の信憑性、また、学術研究の信憑性が疑われるのは、常識や道徳が違い、社会的なマナーを守れない人もいるからだと思う。
日本の大学への入学システムは、もっともっと、学力の向上図るべきで、目的がない生徒、いや、勉強が好きでない生徒は、大学へは進学しなくてもいいと思う。
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さて、今回いろいろ書いたけど、実は私、子育てはもう終わりました。
ここ数年、子供の勉強や子育てについては、既に解放されており、『ストレスフリー』『怠惰なおかん』全開状態に陥っている。
でも、シンガポールの良いところは、全て子供も自立しているし、親も子離れしているご家庭が大変多い事だ。
シンガポール
では、今の日本の様に社会全体で見ると、親離れ、子離れがどの親子でもちゃんとできていないから、子供も変になるし、大人もエイリアンが増えるし…という感じでしょうか?