TRP-01 うずしお
下の写真は2014年度私たちが製作したハイブリッドロケット「うずしお」です。このうずしおは徳島大学ロケットプロジェクトが初めて設計・製作・打ち上げを行った機体です。また、この機体は四国の大学で初めて打ち上げられたハイブリッドロケットとなりました。
機体全長は1,304mm、重量は4,108gです。機体には加速度センサーと差圧センサーを搭載しました。パラシュートの放出には各種センサーによってモーターが作動し、ロックが解除され開放部縦に開きパラシュートを放出する仕組みを採用しました。
| 名称 | うずしお |
| 全長[mm] | 1304mm |
| ロケット本体直径[mm] | 89mm |
| 空力中心位置[mm] | 952mm |
| 重心位置[mm] | 797mm |
| FST | 11.80% |
| 乾燥重量[g] | 4108g |
| 打ち上げ仰角[°] | 89° |
| 使用エンジン | HyperTEK I205 |
| 目標到達高度[m] | 約380m |
| 機体色 | オレンジ |
| 回収方法 | パラシュート及びストリーマー |
| ブザー音と目視によって追尾し着地を確認したのち、回収を行う。 | |
| 搭載物 計器 | 加速度センサー、差圧センサー、Arduino |
| 搭載物 ペイロード | なし |
うずしおは和歌山県の加太で行われる第3回加太宇宙イベントで打ち上げられました。エンジンの燃焼は成功し、ランチャーと呼ばれる発射台から機体が振れることなくまっすぐと上空へと上昇しました。しかし、整備の不手際により到達高度が200mほどと目標よりも低くなりました。また計器の不具合により地上付近の開放となってしまい、パラシュートが正しいタイミングで開放されませんでした。結果として打ち上げには成功しましたが、回収には失敗という形になりました。
TRP-01うずしお 打ち上げメンバー
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