8月26日 富士山


お馴染の風景
例年に比べて同定種数は少ないね。
かなり乾燥していて発生数が少ない。地元の人に聞いてみると「4合5杓より上でないとでてないよ。」とのこと。そこを4合5杓から採り下ったんやからしゃあないね。
樹海台駐車場で集合して乗り合わせて奥庭駐車場まで行くんやけどそれが年々駐車スペースの問題で厳しくなってきたね。来年は同じ富士山でも少し場所を変えるか夏休みを外して日程を組むかせんとアカンと思う。
一応種名を列記しとくけど厳しいね。
アカアザタケ,アカジコウ類似種,アケボノアワタケ,アシベニイグチ類似種,アメリカウラベニイロガワリ類似種,アワタケ類似種,アンズタケ,イタチハリタケ,イロガワリシロハツ,イロガワリフウセンタケ,ウグイスハツ,ウスフジフウセンタケ,ウラグロニガイグチ,オオカシワギタケ,オオキヌハダトマヤタケ,オオダイアシベニイグチ,カイメンタケ,カノシタ,カラハツタケ,カラマツチチタケ,カラマツベニハナイグチ,カワリハツ,キイロイグチ,キカラハツタケ,キサマツモドキ,キハツタケ,クサハツ,クロイグチ,クロチチタケ,クロハツ,クロハツモドキ,ケロウジ,ショウゲンジ,シロアミヒラタケ,シロハツ,ジンガサドクフウセンタケ,ススケヤマドリ,タマゴタケ,チチタケ,ツルタケ,ドクツルタケ,ドクヤマドリ,ナラタケ,ニオイコベニタケ,ニッケイタケ,ヌメリアカチチタケ,ヌメリササタケ,ハナガサタケ,ハナビラタケ,フサクギタケ,フジウスタケ,フタイロベニタケ,ベニテングタケ,ベニハナイグチ,ホウキタケ,マスタケ,ミヤマアミアシイグチ,ミヤマアワタケ,ヤギタケ,地下生菌の一種

放射能について二言三言!ここからは山犬fukipukiの個人的な調査やからね
測定機器は食品用ではなくて環境放射線測定機器やから、天然の放射性物質(カリウム40)、原子力施設等に由来する放射性物質(ヨウ素・セシウム)を含めてカウントされるよってにセシウムの汚染の有無は分からへんねん。
そやから食 適・不適は判断でけへんし細かいことはようわからへん。
ただ、ある地点で採れたものとの放射線量の大小の比較はある程度可能やと思うよ。
富士山でとれたキノコは以下の通りの結果となりました。
  ○ しょうげんじ ・・・・ 0.061~0.065μSv/h
  ○ ベニテングタケ・タマゴタケ・ドクヤマドリ ・・・・ 0.058~0.064μSv
  ○ 大きいきのこ(フジウスタケ・カイメンタケ) ・・・・ 0.056~0.065μSv
  ○ クロハツ・クロハツモドキ ・・・・0.064~0.073μSv
  ○ カワリハツ・・・・0.070~0.073μSv
参考に、一般に流通してる栽培きのこ(生しいたけ・舞茸)は、0.040~0.045μSvやったよ。
そやけど一般に自然環境の放射線量なんかは普通に0.040~0.045μSvくらいはあるという人もいてるしどうなんやろね。
いずれも現地ではなくて持ち帰って測ってもらいました。
放射性セシウムの規制値が1mSv/年やよってに例えば今回一番高かった0.073μSv/hのカワリハツは年間に換算すると
0.073×24(h)×365(d)=639.48μSv/年=0.63948mSv/年 一応セーフやけど・・・。
基準値以内やけどこれってセーフ??と考えてエエんやろか。そもそも政府発表の規制値が科学的根拠があるかどうかわからへんし諸外国と比較してもっと緩いところもいくらでもあるし厳しいところもあるし・・・基準があやふやで測定方法も危ういからやっぱり判断はでけへん。
まあfukipukiは毎日そればかり食べるわけやあらへんから気にせえへんけど、これから先が長いひとはもっとよ~く考えて悩んで下さい。
次回八ヶ岳のんもチョット測るからそれと比較したらチョコッとは何か分かるかな?
以上、極めてエエかげんな報告でした。