ジャニー喜多川さんのお別れの会で近藤真彦が読んだ代表あいさつは次の通り。
本日はジャニーさんのお別れ会にたくさんの皆さま、ご列席ありがとうございます。あいさつに先立ちまして、たくさんの諸先輩、そしてジャニーズ事務所を卒業したたくさんの諸先輩の中、私のあいさつをどうぞお許し願います。
令和元年7月、私たちの愛するジャニーさんが亡くなりました。自宅で倒れたという一報を聞き、僕は病院に駆けつけました。その時、担当医からは「かなり厳しい状態だ」という報告を受けました。しかし、その日から3週間、ジャニーさんは、貴重な時間を僕たちに与えてくれました。
病室では、後輩たちが会ったこともない先輩と、先輩たちも会ったこともない後輩と、ベッドで横たわっているジャニーさんを囲んで、回復を願いつつ、時には思い出話、時には仕事の話、そしてタレント全員で千羽鶴も折りました。
この3週間の間、ジャニーズ事務所の社員、タレント一人ひとりの心の中で、ジャニーさんとのお別れを覚悟する時間にもなりました。
ジャニーさん、ジャニーさんの大好きな野球、球場です。東京ドームです。まさか、自分のお別れ会をやるとは思ってなかったでしょうね。今日はたくさんの方々にお見送りしていただいてください。
皆さまにおかれましては、ジャニーさんが元気だったころのように、これからもご指導ご鞭撻(べんたつ)のほどお願いいたします。最後になりますが、本日は、ジャニーさんらしく、SHOW MUST GO ON、笑顔でジャニーさんを送ってあげてください。ありがとうございました。