今年7月に支配下登録された高卒1年目の山下航が思い出の球場で、プロ入り2打席目でうれしいプロ初安打を放った。高崎健康福祉大高崎高時代に3度、群馬大会決勝を戦った敷島球場。8回2死一塁で代打に立つと、ファンの大声援を受けて「うれしかったです」。追い込まれてから中日・祖父江のスライダーをはじき返し、一、二塁間をゴロで抜いた。2軍戦では打率3割4分9厘、5本塁打、33打点を記録している大阪府出身の18歳は「真ん中近辺のスライダーを逃さず打てた。期待に応えられたかな。満足することなく上を目指していきたい」と笑顔で話した。