社会

水原希子が「日本人でないこと」を強調していたという悪質デマと、フィフィらの反応

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水原「LOVEPEACE」ツイート

 差別を批判する声が多くあげられるようになったからか、水原は15日に「LOVEPEACE」という言葉と共に、短いテキスト画像をツイートしている。

「この世の中では色んな争いが起きていますが、

どこの国で生まれても、
どこの国で育っても、
どこの国で住んでいても、

みんな地球人である事には変わりません。

全ての人に自分を理解してもらうのは
難しい事かもしれない。

でも、この世の中で私の事を理解してくれている人がこんなにもたくさんいるという事に気づく事ができました。

一日も早く、この世の中の人種や性別などへの偏見がなくなってほしい。

そして、世界中の人がどこにいても自分らしく生きていける世の中になるように、
まずは私が私らしくこれからも強い心をもって、
生きていこうと想います。

全ての争いがなくなる事を心から祈っています。

LOVEPEACE
https://twitter.com/kikoxxx/status/908669698732048384

 前述の記事では、企業側が水原には「”リスク”がある」と判断し、今後CMの起用を避けることになりかねないという懸念から、ヘイトに対して批判の声を挙げることに意味がある、とした。今後サントリーがどのような対応をとるかは不明だが、少なくとも水原の耳に応援の声が数多く届いたことは非常に喜ばしいことだと思う。

 なお一言だけ申し添えたい。水原は「人種や性別などへの偏見」と書いている。「人種への偏見」だけではない。コリアンルーツを持つ水原への民族差別のみを問題視する傾向がみられるが、女性差別を行っているツイートもあることははっきりと明記しておきたい。だからこそ水原は「性別など」とも書いたはずだ。

 ともあれ多くの媒体で本件が取り上げられ、問題が共有されたことで本件は好ましい方向に事態が収拾すると思われた。しかし水原ツイートした翌16日に逆風が吹くことになる。きっかけはタレント・フィフィによるツイートだ。

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