石川かわいいカジカ 川へ 大杉谷川 松東みどり学園の児童
小松市の松東みどり学園三年生十六人が三日、学校近くの大杉谷川で、カジカゴリを放流した。子どもたちは大杉谷川漁協の組合員に教わって、バケツに小分けされた稚魚を優しく川に放し、びしょびしょになりながら川遊びも楽しんだ。 カジカゴリはカサゴ目。全体的に黒っぽいが、よく見ると、灰色のまだら模様がある。水がきれいで冷たく、浮き石のある環境でしか生きられないという。同漁協は毎夏、小学生に川への興味を深めてもらおうと稚魚の放流体験を開いている。今夏は二千匹用意した。 子どもたちは稚魚を放った後、箱の底が透明な箱眼鏡をそっと水面につけ、水中を観察していた。藤田理那さん(9つ)は「川遊びは初めて。カジカゴリを知らなかったけど、かわいい」と話していた。 (坂麻有) 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報
|
Search | 検索