逮捕のベトナム人男 男性との面識否定し 刃物は「落とした」
茨城・八千代町で、夫婦が襲われ死傷した事件で、逮捕されたベトナム人の男が、殺害された男性について「知らない」と話し、面識を否定していることがわかった。
ベトナム人の農業実習生、グエン・ディン・ハイ容疑者(21)は8月24日未明、八千代町の住宅に侵入し、大里功さん(76)と妻を刃物で刺すなどしたとみられている。
グエン容疑者は、事件前日、近くのホームセンターで刃物を購入していたものの、調べに対して、「刃物は買ったが、帰る途中で落とした」などと供述している。
また、殺害された大里さんについては、「知らない」と話し、面識を否定している。
しかし警察は、現場の状況などから、恨みによる犯行とみて、グエン容疑者と大里さん夫婦との接点などを調べている。