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世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 作者:月夜 涙(るい)

第六章:暗殺者は選択する

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プロローグ:暗殺者は協力者を尋ねる

 今までさまざまな魔族に出会ってきた。

 オーク魔族、兜蟲魔族、獅子魔族、地中竜に潜んでいたのっぺらぼう魔族、そして蛇魔族。

 この中でもっとも異質なのが蛇魔族だ。


 人間に化けて、人間社会に溶け込んでいる。

 それも彼女の場合、そうすることが魔王復活に役立つというだけではなく、人間の文化・娯楽を楽しみ慈しんでいる。

 だからこそ、協力関係を結ぶことができた。

 今までは彼女からもたらされる情報に助けられていた。獅子魔族などは、彼女の助力なしに倒すことはできなかっただろう。


『その協力関係にひびが入った』


 今回は彼女から情報が渡されなかった。

 彼女だって、他の魔族すべての動向を知っているわけではなく、ただ単に地中竜の動きを知らなかった可能性はある。

 だが、戦闘が終わると同時にノイシュが現れた時点で、その線は極めて薄くなっていた。予め知っていなければ、このタイミングで使いを寄越せるはずがない。

 こうして、のこのこと蛇の魔物に乗って、彼女の根城まで行くのはどうかとも思うが、会って話さないとわからないこともある。


 どんな状況だろうと逃げ切れる自信があるし、保険も用意したからこそ、こうしてついてきた。

 ノイシュのことも気がかりだったのはある。

 彼は今、案内役として蛇の魔物を操縦している。


「ノイシュ、俺たちに目隠しをしなくていいのか」


 これから連れていかれるのは、蛇魔族ミーナの本拠地。

 その場所を知られたくはないだろう。

 普通なら視界を遮り、道を覚えさせないぐらいの用心はする。


「構わないよ。ルーグはミーナ様の協力者だから。それに、君なら、そんなことをしたところでなんの意味もないだろうに」

「ばれていたか」


 苦笑する。

 ノイシュの言うとおりなのだ。たとえ、五感を封じられても風で周囲を探るぐらいは朝飯前。


「……今日は、ネヴァンはいないのかな?」

「彼女は忙しいからな。いつも一緒に行動をしているわけじゃない」


 四大公爵家が一つ、ローマルングの令嬢。人としての極限を目指す一族の最高傑作にして、学園においては俺たちの先輩に当たる人物だ。


「そうか、それは……」


 そこでノイシュは言葉を切る。

 ノイシュは彼女に好意を持っている。だからこそ、次に続く言葉が『残念だ』か『良かった』かは気になるところだ。

 しかし、彼はそのまま口をつぐんでしまう。

 それにしても……。


「この蛇、速いな」

「はい、びっくりです」

「でも、空を飛ぶのに比べると遅いけどね」


 体感速度なので誤差があるとはいえ、おおよそ時速三百キロほど。

 新幹線並の速度だ。

 その速度で、どんどん未開拓な場所を進んでいく。

 この国はまだ、全ての森を切り開けているわけではなく、領土を広げるために貴族たちは開拓に精を出しているのだ。


 地図にはない大樹林に入っていき、不自然に開けた場所に出た。

 ここまでおおよそ二時間ほど。

 俺たちが蛇の魔物から降りると、蛇の魔物は地中深く潜って消えていく。

 タクシーに使わせてもらったが、このクラスの魔物がその気になれば小さな街ぐらいなら全滅させることができるだろう。


「ここがミーナ様の魔族としての屋敷です」


 大きく立派な屋敷だ。

 これほどの屋敷を立てられるのは上級貴族、最低でも伯爵ぐらいの地位でないと駄目だろう。

 財力的には、商売がうまくいっている下級貴族でもなんとかなるが、これほどのものを下級貴族が作ると不敬だと顰蹙を買う。

 だが、俺が気になったのは大きさでも立派さでもない。


「……意外だな、流行し始めたばかりのネビア建築様式じゃないか」


 この国の天才建築技師がチョコルネ伯爵の屋敷を設計した。それがあまりにも素晴らしく、彼のもとに依頼が殺到している。

 あっという間にその設計思想はネビア建築様式と名が付き、この国における主流建築様式の一つになっていた。

 そんな屋敷をこんな未開な地で魔族が作り上げるなんて信じられない。


「ルーグは博識だね。君の言う通り、ネビア建築様式で作られている。ミーナ様に心酔した貴族が貢いでくれたんだよ。その屋敷をばらばらにして運んで組み立てたのさ」

「簡単に言うが、一流の大工でないとそんな真似できない。一般人をここに連れてくるわけにはいかないだろう」

「ミーナ様は人気者だからね」

「そういうことか」


 蛇魔族ミーナは強力な魅惑チャームの能力を持つ。

 それで必要な人間を洗脳して、ここへ連れてきたのだろう。

 ただ、気に入った屋敷を作るためだけに。

 彼女の人格そのものは嫌いではないが、やはり相手は魔族なんだと再認識する。

「さあ、どうぞ。案内するよ、ルーグ、ディア、タルト。我が主の屋敷へ」


 扉が一人でに開く。

 そして、俺たちは蛇の巣へと足を踏み入れた。


 ◇


 屋敷のなかでは使用人服を纏った蛇人間たちが何人も働いていた。

 掃除に精を出し、俺たちが近づくと頭を下げて見送る。

 屋敷そのものだけではなく、内装も貴族的な洗練されたものだ。美術品なども素晴らしいものが並んでいる。


 そして、その手入れも完璧。

 美術品と呼ばれる類いのものは手入れをする際、極めて専門的な知識が必要だというのに、魔物がそれを完璧にこなすのは異常としかいいようがない。

 そういう使用人以外にも、騎士らしく鎧や剣を装備して直立不動の蛇人間も多くいる。

 それもまた、違和感を与えてくる。


 立ち姿や歩き姿、纏っている気を見れば、ある程度はその騎士の力量を推察できる。

 そして、何十人もいる蛇人間の騎士たち、それら全員が一流の騎士に見えていた。

 幼少期から何年もかけて、ようやくたどり着ける、それほどの境地にいる。

 だが、そんなことはありえないはずだ。

 騎士の持つ技術は人間が作り上げたものだ。それを魔物が知っているはずがない。


 よしんば、人間が教えたとしても、魔族の封印が解けてから一年も経っていない。こんな短時間で習得するなんて現実的じゃない。


 ……待て、それは使用人たちも一緒だ。俺から見ても文句がつけようのない礼儀作法に、超一流の家事技術、専門知識が必要な美術品の手入れ。それこそ一朝一夕で身につくわけがない。

 なにより、こいつらはあまりに人間くさすぎないか?

 そこまで考えて、一つの仮説ができてしまった。

 このことはミーナに問いたださないといけないだろう。


 ◇


 客室に招かれる。この部屋はより一層、内装に凝っており、美術品も一段質がいいものを使っている。

 棚には酒が並んでいる、国内、国外の超高級品ばかり。それも、名前と値段だけが超一流のものはなく、値段に見合った本物の美酒ばかり。

 悲しいことに、この部屋を見る限り、俺とミーナは趣味が合う。

 この部屋の主は部屋の中央にいた。


「ようこそ我が屋敷へ。ルーグ様と可愛らしい恋人たち。あなたたちをここに呼ぶのをずっと楽しみにしておりましたのよ。どうぞ、お座りになって」


 褐色の肌に黒髪。妖艶な体をエロティックな服で覆っている。


 そして、その紫の瞳は蛇を思わせる絶世の美女。


「ああ、俺も招かれたときは楽しみにしていたんだが……いきなり、胸糞悪いものを見せられた。改めて言っておこうか。俺は人間で、人間が好きだ」

「あらあら、やっぱり気付かれてしまいましたのね。アレの材料」


 意味ありげに、ミーナが笑い、なんのことかわからないタルトとディアが首を傾げる。


「二人も見ただろう、この屋敷で働く蛇人間たち。あれの材料は人間だ。なんらかの手段で、人間を蛇の魔族にして、その際に記憶や経験は引き継ぐみたいだ。だから、この屋敷の蛇人間たちは、完璧に家事をこなし、騎士たちは魔物の力と人間の技を持った強大な存在になっている。……さっき、ノイシュがとある伯爵からこの屋敷をもらったと言ったが、それは正しくない、屋敷にいる人間ごと、ミーナに捧げた」

「そんなっ、じゃあ、あの蛇人間たちは!?」

「もとは人間なんだね」


 二人が青い顔をしている。そして、ミーナを嫌悪した。

 人間なら、誰しもそのことに忌避感を覚える。


「そんな目で見ないでくださいな。私は別に無理強いをしておりませんわ。私とずっとずっと一緒にいたいと言うものだから、その願いを叶えて上げましたの。彼らだって、損はしておりませんの。人間よりずっと強くなり、老いからも解放されたのですから」

魅了チャームで心を奪うことは無理強いとは言わないのか」

魅了チャームも含めて私の魅力ですから、文句を言われてもどうしようもありませんわ。でも、それが気に入らないというなら、不快にさせたお返しに、私の能力を教えてあげますわ。私、生き物を食べて卵を産むことができますの。人を食べれば蛇人間。犬を食べたら蛇犬、猫を食べれば蛇猫。生前の能力と記憶を持ち、より強くなって生まれ変わる。素敵な能力でしょう?」

「強力な能力ではあるな」


 おぞましく凄まじい。

 ミーナはどんどん、人々を魅惑して、遊び、飽きたら食って、自軍にしていく。

 本人は魔族としてさほど強くないと自己申告しているが、軍勢を率いるものとして考えるなら、かなりの実力者だ。


「嫌悪をしているのに、言葉を選んでくださったのね。優しいのですわ。食べちゃいたい」


 蛇の瞳が俺を捉え、タルトとディアが俺を庇うため前に出る。


「かわいい恋人ちゃんたち、安心してくださいませ。食べると言っても性的にという意味ですわよ」

「そっちも駄目です!」

「ルーグは、あなたみたいなおばさん興味ないよ!」


 少し、ミーナの顔が引きつった。

 ディアのおばさんというのが気に食わなかったらしい。


「とりあえず、みんな座ろう。これからのことを話しに来たんだ。わざわざ、ミーナがこんなところに呼んだのは、ここじゃないとできない話をするためだろう?」

「ええ、そのとおりですわ。頭のいい子はやっぱり楽でいいですわね。お酒をご馳走しますわ。どれにしましょうか?」

「クルトーニュの赤」


 赤い宝石と呼ばれ、生産本数が少ないが極上の酒。

 そして、先日のオーク魔族襲撃で、その畑が通り道にされてしまい、もう二度と作られることはない酒。

 好みで選んだ酒だが、同時に皮肉も込めた。


「あらあらあら、私の一番のお気に入り。知ってます?、趣味が合う子とは体の相性もいいって」

「それは知らなかったな」


 ミーナが血のような赤ワインを全員分注ぐ。

 今の所、ミーナは完全な敵対行動は示していない。

 とはいえ、気を抜いていいはずもない。

 気がついたら、俺自身がミーナに食われて、蛇人間の仲間入りなんてこともありえる。

 保険をかけたからと言って完璧ではない。

 慎重に話を進めていくとしようか。

今日から六章

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