センター試験365点という超人的低学力から僅か半年で東大理Ⅲに合格するためには、まともやり方など通用しない。常識外のやり方で勉強しなければならないのは当然だ。

そこで僕が実践する学習術が「タテ割り学習術」だ。

タテ割り学習術とは、英語なら読解だけ・数学なら数Iだけに集中し、1つずつ仕上げていく勉強法を指す。

逆に入試に必要な科目全てを同時進行で進めていくやり方を「ヨコ割り学習術」と名付けている。

この「タテ割り学習術」は学校や予備校では絶対に実践できない。全科目を同時進行で学習するカリキュラムが組まれているからだ。

確かに学力が高い受験生ならヨコ割り学習術は有効だ。僕も12月には全科目を同時進行で進める予定を立てている。

しかしスタート時からヨコ割り学習術で勉強すると、どれも中途半端にしか仕上がらないまま受験を迎える危険性が高い。

スタート時はタテ割り学習術で集中攻略するのが賢明な学習術だ。

この学習術は学校や予備校に在籍していないからこそ実践できる「裏カリキュラム」だ。

最初は英文読解と数学のみに絞り勉強。

物理・化学は10月、国語は12月、日本史は年明けから始める。