某出版社校閲部員

たまたまレジに店長さんの女性がいたので、きちんと訊きました。在庫が裏にあったのですか？と。「雑誌は、在庫などなく、いつも全部陳列している」と返答されました。それくらい裏を取ってます。当たり前ではないでしょうか。そんなことまで書かなければならないのでしょうか。

5冊以上売れて、バックヤードから補充されたとこ、という可能性に思い至らず、"私しか買ってない"と思い込んでしまう そういうとこ危ないですよ？ 誤読してしまった経緯と同じミスじゃないですか？

軍事オタクはいったん軍事問題を忘れてはどうか。本・雑誌の作り方、物事の伝え方の話をしてるんだよ。

ついでに書きます。 「文字・文章が持つ恐ろしさ」と述べましたが、今回の『週刊ポスト』の問題は、この恐ろしさを充分に知り尽くしたプロがあの広告を打ち、表紙をつくり、小見出しを書いたことにあります。「誤解を広めかねず、配慮に欠けて」いたなんて嘘。頭のいい人たちが計算尽くでやったこと。

→雑誌が「ミサイル一発で日本終了」と“裸”の小見出しを使ったとする。そしたら大問題になるでしょう。だから《どう書くか》ってすごく大事になってくるんですよ。 校閲部員氏に絡んでるほとんどの人は、そこらへんの、文字・文章が持つ恐ろしさをなーんにもわかってない。

→なりかねない。だからこういうきつい文言は慎重に取り扱う必要がある。 例えば、日本が嫌いな外国の誰かが「日本なんてどっかの原発に一発ミサイル打ち込めば終わり」とツイッターかなんかに書いたとします。そしてもし、その国の、書店でも駅の売店でもコンビニでも面陳で売っているレベルの→

〈《なにを書くか》ももちろん大事だけど《どう書くか》も重要なのだ〉と校閲部員氏は言おうとしているのだと思う（違っていたらすみません）。 「ソウルは3日で占領できる」という“裸”の小見出しがあったら、本文を読まない人に対して「だからサクっと占領しちゃおうぜ」というメッセージに→

こうした人種・民族差別に繋がる記事は、どのような学術的根拠であれ安易に掲載すべきではない。まして大衆紙の見出しで切り取り煽ることが、現実社会にどのような影響を与えるのか？ 観光客だけではなく、私たちは何世代にも渡って共に暮らし生きている。 出版社として責任の取り方を考えて欲しい。

小学館 週刊ポスト編集部03-3230-5951 に電話しました。 代理担当の方が対応、 「10人に1人は治療が必要」との根拠は何なのか？との質問に、2015年の大韓神経精神医学会の一教授のリポートをあげ、それが学術論文であるかどうかは、執筆記者に聞かないと分からないと。https://twitter.com/huffpostjapan/status/1168406209118003200 …