これは違った意味で大当たり?! この日がリーグ戦初出場だった中京大・内村慎之介内野手(1年・宮崎西)が珍しい形でのデビューを果たした。一般入試で入部した男は7番・DHでスタメン出場。2回無死満塁で迎えた第1打席はフルカウントから右足に死球。押し出しで大学野球での初打点を挙げた。
3回2死二、三塁の好機だった第2打席は緊張も解けて初安打を狙っていった。しかし、4球目の直球が右肘をかすってしまい、再び死球に。デビューから2打席連続で死球を受けてしまうという思いも寄らぬ結果となった内村は一塁塁上でコールドスプレーをかけてもらった後に苦笑い。空振り三振だった5回の第3打席限りで交代した後にも「さすがに2つめの死球にはビックリしましたね。次に打席に立つ時は打てるようにしたいです」と目を丸くしていた。