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【サッカー】

長友、日本代表の心を整える「経験ある選手の役割」 長谷部イズムで精神的支柱に

2019年9月2日 22時14分

ストレッチで調整するサッカー日本代表の(左から)吉田、長友、永井(北田美和子撮影)

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◇2日 日本代表合宿

 サッカーの2022年W杯カタール大会アジア2次予選F組初戦のミャンマー戦(10日・ヤンゴン)に臨む日本代表は2日、茨城県鹿嶋市内で合宿を開始。13選手が約1時間、ランニングなど軽めの練習で汗を流した。長友佑都(32)=ガラタサライ=が、森保ジャパンの『心を整える』ことを宣言。4度目のW杯予選となる男が、精神的支柱となる意欲を見せた。

 「長谷部さん、(本田)圭佑、海外ではサネッティ(アルゼンチン)みたいな選手も見てきた。やはり彼らはどんなときも精神的にブレない。そういうドシッとしている選手がいることでチームが整う。僕とか経験ある選手がピッチ内で精神の乱れを整えるのが役割になる」

 初戦は、相手がどんな格下でも特別な緊張感が伴う。今回は初めてW杯予選に臨む選手も多く、経験豊富な長友の存在は心強いはずだ。現代表ではチーム最多となる117試合に出場。12日に33歳となる。酸いも甘いも経験した長友は「これだけ経験してバタバタしていたら(代表から)おさらばですよ、長友は」と白い歯をこぼした。

 若手が不安に襲われたときは、その背中でチームを救う。森保ジャパンの心を整えるのは、この経験豊富なダイナモだ。

 

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