オリックスからトレード移籍で加入した中日・松葉貴大投手(29)が2日、ナゴヤドームで行われた一部投手による指名練習に参加した。6日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で移籍後初登板が濃厚な左腕は、立ち上がりを鍵に挙げた。
調整のために臨んだ1日のウエスタン・リーグ広島戦(ナゴヤ)は2イニング1失点。「満足はしていない」という松葉だが、次戦に向けての課題は分かっている。「初回をいい形でいけるように意識したいですね」。1日も初回に失点。リズムに乗れなかった原因は立ち上がりにあると分析した。
この日はナゴヤドームのマウンドから12球を『試投』。変化球も一通り投げ「オリックスの本拠地だった京セラドームに似ている。違和感とかはありませんね」と、来たるべき日に向けて準備を進めている。(長森謙介)