平均年齢21歳の若竜トリオで、首位いじめだ。中日は3日から巨人3連戦(新潟、前橋、東京ドーム)に臨む。ドラフト2位・梅津晃大投手(22)が先陣を切り、4日(前橋)が小笠原慎之介投手(21)、5日(東京ドーム)は山本拓実投手(19)がスタンバイ。2日は、3投手ともナゴヤドームで投手練習でじっくり調整した。
「記録や相手のことは意識しないようにしていきたいですね。初回から飛ばして試合をつくることを考えたいです」。まずは梅津が静かに闘志を燃やした。現在2戦2勝。新人で初登板初先発からの3連勝となれば1987年の近藤真一(現・真市)以来、32年ぶり快挙を狙う。
4日の前橋には小笠原が続き、5日の東京ドームには中10日で山本が乗り込む。巨人打線とは8月7日(ナゴヤドーム)以来、2度目の対戦。前回は6イニング5失点で負け投手に。「僕にとってはリベンジのマウンド。前回からは1カ月空いているし、成長しているんだぞというところを見せたい」。初見参の敵地で成長の跡を刻む。