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【芸能・社会】

「これ以上やるなら帰る」被害女性忠告も 「悔しい思い」新井浩文被告の犯行を証言

2019年9月2日 21時40分

初公判を終え、東京地裁を後にする新井浩文被告(五十嵐文人撮影)

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 派遣マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪に問われた元俳優の新井浩文(本名・朴慶培)被告(40)は2日、東京地裁(滝岡俊文裁判長)の初公判で、証人として出廷した女性従業員は、別室からつないだ声で答えた。

 起訴状によると、昨年7月1日午前3時25分ごろ、東京都内の自宅で女性に乱暴したとしている。この日、女性は「これ以上やるなら帰ります」と忠告したが、ズボンとパンツを脱がされ、胸をなめられて陰茎を挿入され、腹部の上に射精されたことを生々しく証言した。「自分から受け入れたことは1回もない。悔しい思いをした」とか細い声で話した。

 新井被告の弁護側は、女性がけがをしていないことや、性交に至る途中に拒否した言葉や抵抗した行為が警察の調書に記載されていないことを指摘した。また、性交後に「また、呼んでもいい」「どこに住んでいるの」と会話を交わしている事実も追及した。“全面対決”となった裁判。26日には、新井被告への被告人質問が行われる。

 

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