俳優の水谷豊(67)主演のテレビ朝日系人気ドラマシリーズ「相棒」(水曜午後9時)の新作、シーズン18が10月にスタートする。水谷演じる特命係の杉下右京と相棒の反町隆史(45)演じる冠城亘との名コンビも5季目に。北海道での大型ロケも敢行、2人は洞爺湖で温泉に入るなど「裸の相棒」としてドラマ誕生20年目を飾る。
水谷は日が沈む洞爺湖を背にして言った。「発表します。裸の相棒は初めてですね」。インドア派の水谷だが、相棒の反町はアウトドア派でロケ中に温泉に誘われたという。最初はしぶしぶだったが、「3日連続」というほどはまった。反町は「プロデューサーやみんなで入って」とチームワークの良さを語った。相棒4代目にして初の裸の付き合いとなった。
2000年6月3日に産声を上げてから20年目で、平均視聴率16.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と国民的ドラマとなった。シーズン18もロンドン旅行から帰国したはずの右京(水谷)が消息不明というまさかの展開から始まる。
水谷は「次にどんなことが起きるのか毎回、楽しみにしている作品なのですが。行方不明から始まるとは!」と驚いた。右京を捜す“裸の相棒”冠城(反町)も「ビックリなスタート。初回スペシャルは大スケールで描かれています。“裸のつきあい”を交わしたという距離感が画面からも伝わればいいですね」とほおを緩めた。