将棋の最年少プロ・藤井聡太七段(17)は3日、名人戦順位戦C級1組4回戦の高橋道雄九段(59)戦に登場。対局は東京・将棋会館で午前10時に始まった。先後は事前に決まっており、高橋九段の先手。持ち時間は各6時間(チェスクロック使用)で使い切ると1分将棋。
今期のC級1組でここまで3連勝と首位を走っている藤井七段。王位3期、棋王1期、十段1期のタイトル獲得5期を誇る高橋九段とは初顔合わせとなる。
昨期は9勝1敗でトップに並びながら、痛恨の頭ハネで昇級を逃した。谷川浩司九段が持つ最年少名人記録(21歳2カ月)を超えるには、ここから順位戦をA級までノンストップで駆け上がる必要がある。負けられない戦いが続く。