沖縄女子中学生強姦殺人事件まとめ

沖縄女子中学生強姦殺人事件(おきなわじょしちゅうがくせいごうかんさつじんじけん)は、1996年(平成8年)6月21日に沖縄県名護市で発生した、拉致・監禁・強姦・窃盗・殺人事件である。

更新日: 2014年09月18日

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沖縄女子中学生強姦殺人事件(おきなわじょしちゅうがくせいごうかんさつじんじけん)は、1996年(平成8年)6月21日に沖縄県名護市で発生した、拉致・監禁・強姦・窃盗・殺人事件である。

事件概略

平成8(1996)年6月21日、沖縄県名護市の農道で中学校からバレー部の練習から
帰宅する途中の中学3年生Aさん(当時15)に、元建設作業員の柳末盛(当時38)と上野勝(当時37)が
道を尋ねる振りをしてワゴン車を降り、隙をみてAさんを拉致して車に押し込めた。
車を国頭村の私道へ移動させ、嫌がるAさんを強姦。財布の金200円を奪った上、
泣きながら命乞いをするAさんの手足を押さえつけ顔に石を何十回と振り下ろし、
ロープで首を絞めて殺害。ガードレール下の崖へ遺体を投げ棄てた。

犯行の様子は近所の男性によって目撃されている。
自転車に乗るAさんに白いワゴン車から降りてきた男2人が近づき車へ押し込めた。
悲鳴が聞こえ男性は現場へ駆けつけるが間に合わなかった。
すぐに警察へ通報し、沖縄県警は緊急配備を敷くもAさんの行方は発見できず、
8日後には公開捜査で広く情報を求め、異例の捜査本部を設置。
住民らも捜索を行い、当時の太田沖縄県知事も会見で情報を求めた。
米軍兵士の犯行も疑われ、基地内の捜索を駐留米軍に要請するも断られるなど
捜査は難航していた。

一方犯人の2人は犯行後国頭村のビーチで遊んだ後辺戸岬の山中にワゴン車を隠し、
100キロもの道を歩いて那覇市内へ。その後別行動を取り上野は県内に残り、柳は本土へ渡るが、
車輌窃盗で指名手配されていることを知ると種子島で出頭。
同事件を自供し、柳の供述によりAさんの白骨化した遺体が発見された。
遺体の首にはロープがかかったままで、カバンなどが散乱していた…
上野も翌9年1月に浦添市内の市営球場で野宿している所を逮捕された。

http://seesaawiki.jp/w/mikaiketsujiken/d/%A1%DA%B2%AD%C6%EC%BD%F7%BB%D2%C3%E6%B3%D8%C0%B8%B6%AF%B4%AF%BB%A6%BF%CD%BB%F6%B7%EF%A1%DB

加害者

柳末盛(当時38)

上野勝(当時37)

動機と意外な公判

柳と上野は同じ建設会社の同僚だった。やがて、2人は会社を退職して逃走しようと会社のワゴンを窃盗した。柳が上野に「女性を拉致して暴行し金品を強奪しよう」と持ちかけた。犯行当日の6月21日、名護市で柳と上野は女性の物色をした。そこへ自転車で下校途中の2人連れの中学生を発見した。やがて、1人になったA子さんを襲うことを決めて道を聞く振りをして拉致したのだった。

平成10年3月17日一審の那覇地裁は柳、上野に対して「無期懲役」を言い渡した(検察側は死刑を求刑)。検察側はこの判決に対して刑が軽すぎるとして控訴した。平成11年9月30日二審の福岡高裁那覇支部は、一審の判決を支持し柳、上野に無期懲役を言い渡した。裁判長は判決理由として「犯行は残虐であり遺族の心情は理解できるとしながら、被害者は1名であり・・・」と述べた。検察側は上告を断念し柳、上野に無期懲役が確定した。

裁判長は、どんな残虐な行為でも被害者が1名では「死刑判決は難しい」と言っているのに等しい。上野、柳は15年~20年後に再び、社会復帰してくるのである・・・・。


http://jikenshi.web.fc2.com/newpage277.htm

無期懲役刑仮釈放者の平均在所年数

無期懲役刑を受刑した受刑者の中で仮釈放審理を受け、その結果、仮釈放が許可された者の年ごとの平均在所年数です。あくまで受刑態度などが良くなければ仮釈放は許可されないため、この年数を務め上げれば必ず仮釈放されるという目安の年数ではありません。

無期刑というのは、満期が無い刑で、基本的に死ぬまで刑となる罰です。ただし、制度上仮釈放されることがあるので、死んで満期となる前に、刑務所から仮釈放される可能性があります。

 また、無期刑には、死刑に近くて無期刑になった受刑者も居れば、有期刑では軽すぎる(現在仮釈放されている対象者の事件当時の刑法での有期は懲役20年が最長)から無期刑へと有期に近い状態で無期刑になった受刑者も居るなど、受刑者の罪責の幅が広くなっています。

 同じ無期刑受刑者でも、死刑に近い罪責の者と有期に近い罪責の者を同様にすることはあり得ません。当然の事ながら罪責の重い者の無期刑受刑者の仮釈放の審査は厳しくなります。

 死刑の可能性にある罪責で無期懲役の場合は、仮釈放の可能性は限りなくゼロに近く、寿命がきて獄死するまで受刑しなければならない重い刑罰になる可能性が高くなります。

http://www.geocities.jp/masakari5910/satsujinjiken_muki_keiki.html

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