ユーリィ・イズムィコ名称試作設計局

車内にいた電波なおばあさんが 「生活保護が停止されたらFBIに電気椅子にかけられて、松坂牛にされる。松坂牛になった私たちはFBIに食べられる。松坂牛を食べたFBIは生活保護を受ける」 と独り言を繰り返しており、すごい食物連鎖だなと思った。

田舎に籠ったマキァヴェッリの生活。 朝は所有する森の一つに行き木こりの相手をしたあと、鳥の罠を見に行ってそこで文学を読む。 昼は居酒屋で旅人から情報を集めたあとゲームに明け暮れる。 夜は家に帰って書斎に入り、古典を読み『君主論』を書く。 オタクの理想か？？

「魔族を無償の労働力に？……転生者よ、よいか。彼らも知性ある存在だ。奴隷制は許されない」 「国王陛下、それは誤解です。労働ではなく研修です。実地で人間界の技能を魔族に教えてあげるんです。国際貢献ですよ」 「だが……しかし……」 「民も潤い、魔族も感謝する。何を躊躇なさるのです？」

「サービス…残業…？」 「この世界ではまだないのか。人件費が節約できる」 「そんなこと命じたら従業員が反乱するわよ！？」 「大丈夫さ。まず入社時に愛社精神を叩き込む。それから結婚を促して、ローンで家を買わせるんだ。簡単に辞められなくなる」 「すごい！天才ね」 「元の世界では常識だよ」

「おい、あの転生者、平然と36協定を無視しているぞ……」 「……馬鹿な、割増賃金なしで残業だと？　労基法違反が怖くないのか！？」 「あれ、俺また何かやっちゃいました？　俺が元いた世界では当たり前のことだったんですけど」

ADHD人は ・追い詰められると神がかり的な能力と集中力を発揮し ・一夜漬けや土壇場で何とか作業をこなせてしまう その成功体験が ・「追い詰められればできる」という学習を引き起こし ・直前まで取り組まない独特の回避行動や先延ばし を強化させる