ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

やすらぎの刻~道 第102話 石坂浩二、八千草薫、清野菜名、風間俊介… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『やすらぎの刻~道 #102 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 三平兄
  2. 一人
  3. 三平
  4. 自分
  5. カ月
  6. アチッ
  7. 横須賀
  8. 解決策
  9. 公一
  10. 産婆
  11. 手伝
  12. 素敵
  13. カァーーッ
  14. カァーッ
  15. 何言
  16. 頑固
  17. 教官
  18. 結婚
  19. 公一兄
  20. 公平兄

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『やすらぎの刻~道 #102 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

やすらぎの刻~道 #102 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

巨匠・倉本聰氏が1年間をかけて描くのは、山梨を舞台に昭和~平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯。そして『やすらぎの郷』のその後。2つの世界が織り成す壮大な物語!

詳細情報
◇番組内容
ある夜、「やすらぎの郷」に住む栄(石坂浩二)の元に、九条摂子(八千草薫)が姿を現して…!?一方「道」の物語では、根来家に、公平(風間俊介)の兄・三平(風間晋之介)に続き、公次(宮田俊哉)の訃報が届く。ある日、看護師を辞め根来家に戻ってきたしの(清野菜名)が、自分のお腹に三平の子供がいることを明かす!公平の妹・幸子(木下愛華)は、亡くなった三平の代わりに公平が父親になったら良いのでは…、と提案する。
◇出演者
やすらぎの郷石坂浩二八千草薫
【やすらぎの道】清野菜名風間俊介佐藤祐基、木下愛華
◇作
倉本聰
◇音楽
島健
◇演出
阿部雄一
◇主題歌
中島みゆき『慕情』『進化樹』『離郷の歌』(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎テレビ朝日
【プロデューサー】中込卓也テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/
☆Twitter
 https://twitter.com/yasuragino_toki
☆Instagram
 https://www.instagram.com/yasuraginotoki/

 

 


(菊村)どうしました? 姫。

茄子の呪い揚げしようと
思ってるの。

ええ…? 誰を?

私。

「私」…?
うん。

自分を
呪い揚げしちゃうんですか?

うん。
どうして…?

だって あたしって
とっても嫌な人なのよ。

そんな事ないですよ。

この世で 姫ほど いい人は…。

それが私のずるいところなの。

ずるさを隠して
いい人ぶってるところが

あたし とっても許せないの。

だから 自分自身を
呪い揚げしようと思って

用意したんだけど…。

姫…。
熱い… かしら?

いや それは熱いですよ。

いや とにかく やめましょう。

やけどする?

しますよ!
いや… それ以上かもしれません。

でも あたし 許せないの。
どうしても自分が許せないの。

姫…!

九条摂子~!

えいっ!


あっ ああ…!

ああ… アチッ!

あっ… アチッ!

アチッ!

あっ! ああ…
アッチッチッチッ…!

♬~

(根来公平)〈紀子姉さんが
水沼の山の小屋で

一人 痛ましくも死んだという
知らせを受け

兄ちゃんと僕は 水沼へ走って
ともかく姉さんを荼毘に付した〉

〈その騒ぎが終わって
4~5日 経った晩

とんでもない事を
しのちゃんが言い出した〉

実は お話があるの。

なんだ?

実は 私
今 おなかに赤ちゃんがいるの。

今 もう6カ月に入ったの。

(むせる声)

なんだと…!?

♬~

い… 今 何カ月だって言った?

6カ月。

誰か 医者には掛かったのか?

掛かってない。

掛かってないって お前…
堕ろすなら 早くせんと!

ろ… 6カ月は
もう げ… 限度だぞ!

堕ろさない。

私 産む。
一人で産んで 一人で育てる。

(公一)むちゃ言うな!

大体 誰の子だ? 相手は誰だ!?

三平。

今 なんて言った?

三平!

(公一)三平!?
三平兄ちゃん!?

うん そうなの。

だから 私
きちんと産んで育てるの。

もう そう決めたの。

お兄ちゃんたちに 報告だけ
きちんと しときたかったから。

おやすみなさい。

〈仰天した〉

〈たまげた〉

〈ひっくり返るくらい驚いた〉

〈だけど 公一兄ちゃんは
僕より もっと…

おかしいぐらい動転していた〉

〈それを見ていたら
少し落ち着いた〉

本当に…
三平の子なんじゃろうか?

そりゃ本当じゃろう!

けど…
まさか あの… 2人が…!


仲がいい事は知っとったが…。

ちょっ… 待て 待て!
少し話の相手になれ!

そんなはずはない!
絶対違う!

何が!?

しのは 長い事
行方知れずだったんじゃ!

三平と できるわけがない!

公平 こりゃあ よその男の…
ナニだぞ。

今 6カ月だって言ってたぞ。

三平兄ちゃんは 正月

しのちゃんに会いに
横須賀に行っとる。

そん時 三平兄ちゃんは
1泊してる。

多分 そん時に こさえたんじゃ!

カァーッ! カッ…!

三平が横須賀に行ったのは
何日じゃ!?

確か… 元旦だった!

年賀状で
しのちゃんの居場所がわかって

すぐに横須賀に飛んだから!

戻ってきたのが 2日の夕方じゃ!

カァーッ…!
あいつが自殺したのは いつだ!?

うー… 6日の夜じゃ!

発見したのが
7日の朝だったから!

カァーーッ!!

なんて まあ せわしない!
忙しい時に!

あいつ 本気で産む気じゃろうか?
だろう。

一人で!?
そう言っとった。

一人は無理じゃ!
手伝いがいる!

馬のお産は手伝った事あるが
馬と人間じゃ 方式が違おう。

わしゃ とても手伝いは無理じゃ!

産婆に頼もう!
産婆!?

兄ちゃん 誰か産婆を知らんか!?

心当たりは ねえでもねえが…。

父親が誰じゃと聞かれたら
どうする!?

そりゃ 三平兄ちゃんだって
言うしかあんめえ!

三平は お前
もう死んでるんだぞ!

父なし子を産むって事になるぞ!
仕方あんめえ!

そんな お前…!
最初から父親がいないなんて

生まれてくる子が
かわいそうだろうが!

(荒い息)

堕ろそう。

だって しのちゃんは…!
説得しよう!

だって もう…!
説得するしか仕様あんめえ!

だって しのちゃんは
もう決めてんだ!

あいつは頑固だ。

自分で決めた事は
なんて言ったって変えん!

それに…
2人は好き合っとったんじゃ。

三平兄ちゃんは もういなくても
兄ちゃんのタネは育てる気じゃ!

堕ろそうなんて 絶対納得せん!

カァーーッ!!
じゃあ どうすりゃいいんじゃ!?


そんな事 俺にもわからん!!

あいつが頑固なのは
もうわかっとる!

〈討論は
結局 明け方まで続いた〉

(公一のむせる声)
(泣き声)

泣くな!
わかってるよ!

〈明け方 部屋に戻り

三平兄ちゃんの写真と
向き合っていたら

ようやく 心が少し落ち着いた〉

〈三平兄ちゃん…〉

〈優しい兄ちゃんだった〉

〈一見 弱そうで 争い事を嫌い

同級生には
馬鹿にされてたけど…〉

ううっ! ぐっ!

〈芯には
一本 強いものを持ってた〉

(根来三平)
室井先生は 悪くなんかない!

命を捨てるのが
恐ろしいからであります!

(教官)ええいっ!

(教官)声を出せー!

1 2! 1 2…!

〈僕は 兄ちゃんが
しのちゃんと好き合い

鎮守の森の杉の洞で

ひそかに
手紙のやり取りしてたのも

知ってる〉

〈それから 浅井の廃屋の中で

ひそかに しのちゃんの絵を
描いていた事も〉

♬~「おぼろの月に」

〈だけど 一体 何があったのか
2人は急に口を利かなくなり

しのちゃんは
黙って家を出てしまった〉

〈だけど
2人は付き合っていたんだ〉

〈だから この正月
まもなく軍隊に入隊する事を

一人 しのちゃんに
報告しに行って…〉

〈その晩 2人は…〉

〈そうなったんだ〉

〈だけど
三平兄ちゃんは その時

戦争に行く事を あくまで拒み

この世から消えようと
決めていた事を

しのちゃんには
何も言わなかったんだと思う〉

♬~

〈何も言わないで
死んだんだと思う〉

♬~

〈三平兄ちゃん…〉

〈兄ちゃんは素敵です〉

〈兄ちゃんは
今の世の理不尽に逆らわず…〉

〈それでも自分を貫こうとして
自分の命を絶つ事を選んだ〉

♬~

〈そして 今 しのちゃんは

その兄ちゃんの気持ちを
一人 しっかり心に受け止めて

兄ちゃんの子供を
産もうとしている〉

〈しのちゃんも素敵です〉

〈兄ちゃんも素敵です〉

〈兄ちゃんたち 2人とも…〉

〈僕は大好きです〉

♬~

〈朝から みんなで働いた〉

(根来信子)うっ…!
大丈夫か?

♬~(根来幸子)
「花摘む野辺に 日は落ちて」

♬~「みんなで肩を組ながら」

〈しのちゃんは おなかが
少し目立ってきていたけど

いつもと変わらず働いていた〉

〈信子と幸子も
いつもと変わりなく

多分 公一兄ちゃんは
しのちゃんの事を

まだ2人には
秘密にしているらしく…〉

♬~「誰か故郷を想わざる」

♬~「ひとりの姉が 嫁ぐ夜に」

兄ちゃん

しのちゃんの赤ちゃんの話
聞いた。

聞いたか?
うん 聞いた。

たまげたろ?
うん たまげた。

それでね
信子姉ちゃんとも相談して

解決策を 私 考えた。

解決策?
うん。

信子姉ちゃんは
まだ首をひねってるんだけど

私は
これが最善の解決策だと思う。

どういう方法?

公平兄ちゃんが
しのちゃんと結婚するの!

何言ってんだ…!?
何言ってんだよ?

それで 生まれてくる赤ちゃんを
兄ちゃんの子として育てるの。

子供にも この事は絶対に伏せて

お母さんは しのちゃん
お父さんは お兄ちゃん

そういうふうに
最初から信じ込ませるの。

ねっ? そうしたら
生まれてくる子には

公平兄ちゃんという
親があるわけだし

父なし子じゃなく れっきとした
二親のある子として

世間から
とやかく言われる事もないし

八方丸く収まる…。

ちょちょちょちょっ…
ちょっと待て! 馬鹿野郎!

♬~

ちょっ…
ちょっと待ってくれ…!

どうかな?
「どうかな?」って…。

(せき)

結婚する気ない?

誰と?

お… 俺と。