エフェクトの考え方の話
2019年9月2日 00:52
・
全体公開
ちょくちょくエフェクトの描き方について聞かれることが多いのでまとめてみようかなと。
みんなエフェクトについて難しく考えすぎてるのではないかな?と思うんですよね。
で、何が難しくしてるのかというと捉え方の話だと思うんです。
エフェクトってどうやってとらえればいいんだろう?煙あがるにしても空気抵抗、密度、空気の流れ、立体…etc
そういう色んな情報をいっぺんに考えながら見ちゃうと頭が混乱しますよね。
でももっと簡単な方法でとらえることもできるんですよ。
自分のなかでエフェクトのとらえ方は、2通りありまして
・色面積の動きの印象による捉え方
・立体を意識した捉え方
の2通りで考えてます。
<色面積の考え方とは?>
まず下の動画みてみてください
これを見ると、ただ円が大きくなってるだけですよね?
黒い円が大きくなっているだけの動画。
だけどここに、パースラインを加えると
球が飛んでくるように見えたりするんです。
でも、上も下も動き自体は同じ。
これって、要するに同じ動きでも回りの情報によって別のものに見えたりしてるんですね。
このような色の変化がどのように変化すれば、どうゆう風に動いて見えるか(印象を与えられるか)という捉え方を「色面積の動かし方」と勝手に呼んでます。
この方法を使うと複雑な情報をすくなくできるので、例えば煙でも
煙にたいしてカゲ(色)がどう動いてるかを分解してみてみると
カゲが上から下にいってるだけです。
ここまで記号的で簡単な形でもカゲが上から下に移動するだけで「煙が膨らんで(巻き込んで)いるように見える印象」を与えられるんだなと分ったりするわけです。
エフェクトの捉え方が分からない!という方はこの方法を試してみてください。
考える情報が減るので分かりやすくなかもです。
<立体を意識した考え方>
対象的にこちらは、言葉のとおり立体を考えた捉え方ですね。
絵でいうと
こんな感じ
ただ、この方法は立体を意識しつつ動かしたりしないといけないので
このように、みえていない裏側とかも想像しながらかかないといけないので立体感覚を養わないとなかなか考えずらい方法だったりするのですが、これができればエフェクト以外もふくめて応用(人体とかでも利用可能だし建物にもつかえるし利用方法は無限大)できるので最初は難しいかもしれないですがそのうち手に入れときたいスキルだったりします。
描き方の話後日しますー
記事まとめるのに疲れた…