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怨獄の薔薇姫 作者:パッセリ

第三部 遷都転進編

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[3-4] 旅宿朽ちて 重さに沈み 大地の恵みを受け取らん

 殺人的な勢いで照りつける太陽は、北国生まれのルネにとって何か別種の天体に思えるほどだった。前世のコンクリートジャングルで見上げた熱中症量産装置を少し思い出す。

 春先の砂漠は未だ真の力を見せるには至っていなかったが既に厳しい暑さだ。


 一行は砂漠のど真ん中に居た。

 人里からは遠く、キャラバンが通る道からも外れ、この場所へ至る足跡は風の魔法で隠蔽されている。


 風によって形作られた砂丘がくっきりと光と影のコントラストを描き、どこまでも続いていく中。

 幌を適当な棒で支えただけのような小さく粗末な天幕がいくつも並んでいて、その下で異形の軍勢(一部綺麗どころ有り)が憩っていた。難民キャンプの如き趣だ。

 直射日光でフライパンにならないよう布を巻き付けたミスリルゴーレムの巨体が目を引く。その隣では、ミイラっぽく干からび始めたヒポグリフゾンビたちがスフィンクスのポーズで座っていた。


 並んだ天幕の周囲にはフラフープのような形の魔方陣が砂の上に刻まれていて、ほぼ等間隔で魔石が置かれている。

 その中の気温は魔方陣の効果によって、環境省もニッコリの28度前後に保たれていた。


「砂漠に入ってからグール勢が屍肉の摂取で肉体の風化を食い止めているから、食料の消費が激しいわ。砂漠を出た辺りで補給しなきゃ」

「いやはや、図らずも砂漠をアンデッドが行軍する場合のデータが取れちゃった。

 でもやっぱノンストップの強行軍はやめとこっか。砂漠を抜けるまでは夜だけ歩こう」


 日よけの外套を被った砂漠の旅人スタイルのルネとエヴェリスは陣の中心で会議中だった。

 二人は椅子の代わりに、ファラオのミイラだって収められそうな堅牢な棺桶に腰掛けていた。


「申し訳ありません。私のせいで足止めを……」


 二人の尻の下、堅牢な遮光棺桶の中からミアランゼの声がした。

 砂漠は太陽の()()が強い場所。カンカン照りの太陽の下では防護服付きでもミアランゼの限界が見えてきて、足を止めて休むことに決めたのだ。


「気にしなくて大丈夫よ。人間組もそろそろ休んだ方がよかったと思うし」

「んだんだー。

 魔法とポーションで誤魔化して不眠不休、ってのもだんだんキツくなるのよ」


 ほとんどのアンデッドはエネルギーの供給さえ充分ならいつまでも動き続けることが可能で、疲労を感じない。しかし生きた人間は無理が利かない。

 テイラルアーレ脱出からこの方、一行は不眠不休の超強行軍を続けてきたのだ。休憩を取るには丁度いい頃合いかも知れない。


「そうだ姫様、私らが長期的にやることについてもちょっと確認しておこうか」

「今ここで?」

「だってずっと目が回るような忙しさで、ゆっくり話す時間とか無かったじゃん。

 移動中もやること多くってそれどころじゃないしさ」


 エヴェリスはジャパニーズ泥棒ちっくな風呂敷包みスタイルの収納マジックアイテムに手を突っ込んだ。彼女とルネが始めて会った時も背負っていたものだ。

 アトリエ中に満ちていた大量のガラクタ、もとい魔動機械アーティファクトを収めたはずの四次元風呂敷の中からエヴェリスは教鞭を取り出す。なんとなくルネは、いつぞや出遭った邪神さんを思い出した。


「言うは易く、って話だけどね……

 姫様のお望み通り大神を締め上げに行くんだったら、まずはこの世界をぶっ壊す必要がある。

 そのためには世界中の地脈ポイントを掌握し、世界破壊のための術式を一斉に打ち込まなきゃならない。つまり、事実上世界征服を成し遂げなきゃ無理なの」


 エヴェリスが教鞭を一振りすると、空中に光の世界地図が浮かび上がった。青白い光のスクリーンは、どこかSFの薫りが漂う。


 描き出されたのは、歪な形をした巨大な大陸と、それにへばり付くようないくつかの島々だ。

 これは、この世界を構成するただ一つの大陸……『パンゲア』。

 海の果てを確かめに行った者は誰一人として還らず、人にも魔にも、この大陸と島々だけが世界だった。


 その大陸地図に、マスクメロンの皮みたいにびっしりと編み目が刻まれていた。

 大地を巡る魔力の流れ。地脈と呼ばれるものだ。


「これを全部潰すの……?」

「そう。だから実質、世界征服しなきゃ無理って話なんよね。

 でも、そう簡単にはいかない。

 ……この世界は大神と邪神の間でバランスが取られるようにできてるってのは知ってるよね?」


 初歩の初歩から確認するエヴェリスに、ルネは頷く。

 他ならぬ邪神さん自身から聞いた話だ。


「人族が窮地に追い込まれれば、大神は人族を強力に支援できるようになる。

 逆に今は人族がすごく優勢だから、大神はほとんど何もできず、邪神はいろんなことができる……」

「そうそう。姫様はその結果として生まれたわけよね」


 エヴェリスはまた教鞭を一振り。すると画面表示が切り替わった。

 大陸のほとんどが黒く塗りつぶされ、南端のごく一部だけが白いまま。

 そしてその『白い場所』を、漆黒の『凸』マークが大挙して囲んでいた。


「400年ちょっと前、魔族は大陸パンゲアをほぼ征服した。

 ……今は我が物顔で人族が住んでる場所、全部が魔物の住処だったんだよ。凄いと思わない?

 人族はここから遥か南、パンゲアの果てに現れた浮遊島『神の箱庭』に押し込められた。あと辛うじて人族の生息圏だったのが大陸から離れてて海に守られたいくつかの島々。

 この辺は神殿学校でも習うよね」

「……学校には……行かなくなっちゃったけど、お母さんから習ったわ」


 教育は神殿の役目だった。これは大陸全土でほぼ共通している。

 なにしろ神殿は、神々からの神託として知識や技術を授かれるのだから。一度は滅ぼされかけた人族が石器時代堕ちすることなく繁栄を取り戻せたのは、神殿が技術を伝える方舟たりえたからだ。


 ともあれ神殿は、神託で授かれる知識だけでなく読み書き計算などについても神殿学校で教えている。教育の役割が自然と神殿に集約された結果だ。

 ルネは最終的に教科書だけ見ながら母に教えてもらうことになったのだが、その教科書さえ、今になって地球の初等教育と比較してみても結構なお点前と言わざるを得ないクオリティだった。


 さて、その神殿教育には当然ながら歴史も含まれている。

 歴史と言えばほとんどが人族と魔王軍の戦いであり、神殿の教えとも密接に関わっていることから神殿はかなり力を入れて歴史教育を行っていた。


「浮遊島に立てこもる人族は、非戦闘員も含めて僅か数万。対して我らが軍勢の浮遊島攻略部隊は、魔族・魔物・アンデッド、全て合わせて億を数えた。しかし……」

「負けたのね」

「そう、負けたんだよー!

 人族社会じゃ、お芝居に読み物に神殿の説法に引っ張りだこの大スペクタクル逆転劇!

 ……ま、実際に見てた私からしたら、決め手を欠いて攻めあぐねている間にじわじわ逆転されて総崩れになったってのが正確だと思うんだけどさ」


 棺桶に腰掛けたままエヴェリスはじたばたと地団駄を踏んだ。

 世界の片隅に追い詰められてしまった人族は、しかし、神の加護を受けて魔族に打ち勝ったのだ。


 輝かしき勝利は、神殿にとって何より誇るべき勲章だ。あるいは横暴に振る舞うことの免罪符と言うべきか。

 そして、日本で戦国や幕末が散々小説やドラマにされていたように、こんな面白コンテンツが商業利用されないはずがない。ルネ自身も何度か劇を見て、人族の大逆転劇に胸躍らされたものだ。

 もっとも、そこまでやって結局人族に勝てなかったのだという歴史の事実は、いざ自分が世界を滅ぼす側になってみれば絶望でしかない。


「戦力差数百倍で押し勝てないなんて……」

「そこまで追い詰められたら人族は加護チート漬けなんよ。

 とんでもない力の持ち主がわらわら出て来たし、神の息吹が宿った武具を身につければ戦いの素人だって無双の勇者になる……

 いや、この言い方はちょっと言い訳臭いかな。数の利を生かし切れなかった私の責任でもあると思う」


 魔女さんは真摯に反省の言葉を口にする。

 自称・この世界にただ一人の世界征服コンサルタント。参謀という立場で魔王軍に関わっていたらしい彼女は、まさに敗戦の責任を負うべき立場だ。


「後は知っての通り。

 人族は急速に勢力を伸ばし、ご加護パワーで人口も一気に回復。魔王軍は敗走を繰り返し今日に至るってわけ。

 で、まあ私は敗戦の責任も感じてたから魔王軍に付き合ってたんだけどねー。人間出身の魔女さんはただでさえ風当たり強くってさあ、いくらなんでも流石にどーよってことが続いたもんで出奔して来ちゃった」

「靴に画鋲でも入れられたの?」

「ルルモネアカメムシなら入ってたことあったかな」

「…………ナニソレ」


 ルネは茶化し気味の質問で、深入りを避けた。

 軽い調子で語っているが、敗北が続いたことで参謀として求心力を失い、手酷い扱いをされるようになったということか。

 飄々としたエヴェリスが本気で嫌になり、落ち目とは言え世界征服請負人であるはずの強大な魔王軍を飛び出して、国一つ陥としたとは言え未だ『ただの強いネームド』に過ぎないルネの所に馳せ参じたわけだ。それほどの何かがあったのだろう。

 ひょっとしたら『キャリア養成課』みたいな部署に飛ばされて一日中書類のコピーでも取らされていたのかも知れない。


「魔王軍は捨てたけれど、それでも雪辱を果たしたいって気持ちはそのままだ。

 次があれば、負ける気は無い。……ううん、負けさせないよ。私は」


 エロティックな紫色の瞳を子どものように輝かせて、エヴェリスは企み顔で笑った。


「そうね、そのためにもまずは……強くならなくちゃ」

「だね」


 忌々しいほどギラつく太陽の下、ルネは誓った。

流行の追放者ムーブ。

最近のエヴェリスは「開発だけやってろ」状態だったんですが、エヴェリスを国政全般に関われる立場から外したせいで魔王軍の内政は崩壊中(そもそも魔物・魔族は根本的に内政に向いてない)。しかしエヴェリスの構築した種々のシステムが残ってるのでそれなりに形にはなっていて、状況の深刻さに気付いてる奴がほとんど居ないという茹で蛙ルートです。

そんな魔王軍の内情に関しては第四部か第五部辺りで描写する予定。

ちなみにエヴェリス出奔後、技術開発は普通に別の人(というか魔物)が継いでいます。後任はエヴェリスほど有能じゃないけど、こっちはまだ替えが効く。


靴に入れられたのはルルモネ・赤目虫ではなくルルモネア・亀虫。ストーンゴーレムが窒息するほど臭いと評判のナニカで、一応魔物だけどただ臭いだけで戦闘能力は亀虫並み。意味も無くレア。

なお評判はあくまで評判であり、地球にある某国の最終兵器缶詰の方が臭いです。


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