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【ゴルフ】

渋野日向子は疲労困憊も2打差逆転Vチャンス ただ中断時に「ボーっとして寝転がりました」

2019年8月31日 20時18分

第3日、8番で笑顔を見せながら移動する渋野日向子

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◇ニトリレディス・第3日(31日、小樽CC)

 シブコ、疲労困憊(こんぱい)も2打差逆転Vチャンス! 全英女王・渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が5バーディー、4ボギーと出入りの激しいゴルフながら1打伸ばし、首位と2打差の通算6アンダー4位をキープ。オーバーパーなしの連続ラウンドを、日本ツアー記録にあと1に迫る27に伸ばした。最終日、ふくらむ期待に、スマイル・シンデレラはどう応えるか。

 6月のニチレイレディスから続いている連続オーバーパーなしのラウンド数は27。全英女子オープンを含めれば、もう9試合にわたって頑張り続けている。そんなシブコは「この3日間も全部アンダーパーで回ってこれたので、明日(最終日)はそのアンダーを無駄にしないように頑張りたい。優勝に届かない位置ではないので、あわよくばという感じで考えてます」と前向きだ。

 ただ、この日のラウンド中のスマイルは激減していた。原因は紛れもなく疲れ。全英V以降の環境激変の中、前週の1週間だけの休養では疲労が取り切れるわけもなく「体の疲れというより、メンタルですね」。15番グリーンに差し掛かったタイミングで雷雲接近のため競技中断となった2時間15分の間に「食べ物を口に入れた後ボーッとして、寝転がりました。眠かった」。鼻声で、時折せきも出たようだった。

 

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