今回は、ニッカのジャーハイスタイル、香り楽しむハイボールを飲んでみます。
ただし、他の果実酒同様に酒税法の制限があり、自分や家族が飲むために作ることは出来ますが、他の人に提供することが出来ません。
また、ブドウ類を漬け込むのは、度数が低くなって発酵してしまうとワインの適用を受けるためにダメ、穀類(米、麦、トウモロコシなど)は、日本酒やビールの類いになるためにダメです。
さらに漬け込んだ果物からの水分によって、アルコール度数が20度以下にならないよう、酵母による発酵が始まらないように留める必要もあります。
すでに果実酒、フルーツブランデー、ウイスキーなどはありますが、香菜を入れて香り付けを行い、さらにそれをハイボールにして飲むというのは、あまり発想がなかったことです。
3種類の内、オレンジピールはコンビニ全般、和山椒はローソン、大葉はファミリーマート限定で販売されます。
まずは、きりっと和山椒を飲んでみます。
口に含むと、山椒の持つピリッとした辛みはなく、独特の爽快な香りがウイスキーと溶け込んだ印象があります。奥からはカラメル、ブドウ、モルトのブラックニッカ本来の香りが追いかけます。
次にかろやかオレンジピールを飲みます。
グラスに注いで鼻を近づける段階で、強くオレンジの爽やかな香りが広がります。
口に含んでもオレンジの香りが続きますが、オレンジの果汁を入れるのとは違い、酸味がしっかり感じられることはなく、ブラックニッカ自体の甘みでコーティングされた印象です。
最後に涼やか大葉を飲みます。
口に含むと、しその香りは柔らかく、サクランボやリンゴのような甘酸っぱさが続いていきます。
しそ独特の苦味、青臭さは強く感じられません。
3種類とも、漬け込んだ素材の香りがほんのりプラスされる印象ですが、味わい、癖がしっかりついた印象は少ないです。フレーバードウイスキーをハイボールにしたと言っても差異は少ないように思えます。
あくまでもジャーハイに興味を持って欲しいという販促的な商品と言えるもので、もし興味を持ったのであれば、自分でジャーハイ、それこそブラックニッカにこだわらず、様々なボトルで試すのもいいでしょう。
ジャーハイとは何だ
ジャーハイとは、ニッカウヰスキーが提唱する新しいハイボールで、果実酒を作る要領で、ブラックニッカを広口の瓶(ジャー)に様々な果物、香菜を漬け込み、一定期間経って香りがついたところで取り出し、できあがったものを炭酸水で割ってハイボールにするものです。ただし、他の果実酒同様に酒税法の制限があり、自分や家族が飲むために作ることは出来ますが、他の人に提供することが出来ません。
また、ブドウ類を漬け込むのは、度数が低くなって発酵してしまうとワインの適用を受けるためにダメ、穀類(米、麦、トウモロコシなど)は、日本酒やビールの類いになるためにダメです。
さらに漬け込んだ果物からの水分によって、アルコール度数が20度以下にならないよう、酵母による発酵が始まらないように留める必要もあります。
すでに果実酒、フルーツブランデー、ウイスキーなどはありますが、香菜を入れて香り付けを行い、さらにそれをハイボールにして飲むというのは、あまり発想がなかったことです。
期間限定のハイボール缶
そうしたジャーハイを気軽に楽しんで貰うため、ニッカは8月中旬から9月末まで、コンビニで期間限定のハイボール缶を出しました。それが香り楽しむハイボールです。3種類の内、オレンジピールはコンビニ全般、和山椒はローソン、大葉はファミリーマート限定で販売されます。
まずは、きりっと和山椒を飲んでみます。
口に含むと、山椒の持つピリッとした辛みはなく、独特の爽快な香りがウイスキーと溶け込んだ印象があります。奥からはカラメル、ブドウ、モルトのブラックニッカ本来の香りが追いかけます。
次にかろやかオレンジピールを飲みます。
グラスに注いで鼻を近づける段階で、強くオレンジの爽やかな香りが広がります。
口に含んでもオレンジの香りが続きますが、オレンジの果汁を入れるのとは違い、酸味がしっかり感じられることはなく、ブラックニッカ自体の甘みでコーティングされた印象です。
最後に涼やか大葉を飲みます。
口に含むと、しその香りは柔らかく、サクランボやリンゴのような甘酸っぱさが続いていきます。
しそ独特の苦味、青臭さは強く感じられません。
3種類とも、漬け込んだ素材の香りがほんのりプラスされる印象ですが、味わい、癖がしっかりついた印象は少ないです。フレーバードウイスキーをハイボールにしたと言っても差異は少ないように思えます。
あくまでもジャーハイに興味を持って欲しいという販促的な商品と言えるもので、もし興味を持ったのであれば、自分でジャーハイ、それこそブラックニッカにこだわらず、様々なボトルで試すのもいいでしょう。