エンゼルスは、今季で4年契約を満了するビリー・エプラーGM(43)の球団が持つ来季選択権を行使し、契約を延長した。年俸は非公表。
就任から3年連続で負け越し、4年目の今季も64勝72敗でア・リーグ西地区4位、4年連続でポストシーズン進出を逃すのは確実だ。普通ならば退団も見込まれる成績だが、大谷もボスの“延命”に寄与したようだ。
「来オフにエプラーGMが秀逸なFA選手を勧誘できるか否かは別としても、2020年の右腕・大谷の復帰はエンゼルスの先発ローテを長期的に改善するだろう。大谷は打線にとっても欠かせない存在だ」と報じたのは、30日付の米スポーツサイトのMLBトレードルーモアだ。
エプラーGMは2017年12月、ほぼメジャー全球団が勧誘した大谷との契約にこぎ着け、さらに今年3月には、10年総額3億6000万ドル(約381億6000万円)で「現役最強打者」トラウトの慰留に成功。同サイトは、この2つの大きな成果が同GMの契約延長を後押ししたと分析している。