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【大リーグ】

ダルビッシュ 今度は広岡さんにかみついた ツイッターで「えぇぇ。。。」

2019年8月31日 20時38分

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 今度は、広岡さんに物申すー。カブスのダルビッシュ有投手(33)が30日にツイッターを更新し、野球評論家・広岡達朗さん(87)の週刊ベースボールのオンライン記事を添付し、「えぇぇ。。。」「笑うだけでなく水分補給までも。。」(原文まま)とつづった。

 この記事は、「奥川投手はマウンドで笑い過ぎる」との見出しで、「水分補給を奨励する。その結果、集中力を欠くどころかスタミナがなくなってしまう」「暑さ対策はあくまで大人の論理。10代の若者の体力というのはそれで壊れるほどヤワではない。十分に免疫力がある」と主張している。

 これに対し、救急・外傷専門医の「Taka@救急医」さんが反論ツイート。1975~2017年にクラブ活動中の熱中症死亡者は146人で、このうち37人が野球部員とのデータを紹介。2番目のラグビーの17人と比較しても「圧倒的に野球が少年を殺しています。廣岡さんが死ななかったのは単に運が良かっただけです」(原文まま)とバッサリ。ダルビッシュはこれにリツイートし、賛意を表した。同医師はさらに「また『水を摂りすぎるとバテてしまうのでかえってよくない』という論理は環境庁も公式に否定しています」(同)とも記し、ダルビッシュはこれにもリツイートした。

 大船渡高・佐々木が岩手県大会の決勝で登板回避した際、これを批判した張本勲さん(79)とダルビッシュが論争した。広岡さんは、これに対しても「『監督の英断だった』というダルビッシュには同意できない」とした上で「現実に、連投して甲子園に行った投手が故障しているだろうか。故障する年齢ではない」「骨は筋力、つまり靱帯(じんたい)が鍛えられて強くなる。だから投手も、一番無理がきく高校時代にしっかり走り込みと投げ込みで鍛え上げなければ、いい骨にはならないのだ」などと、独特の持論を展開していた。

 

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