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【ドラニュース】

大島、今季最長14戦連続安打 148安打、セ界トップに躍り出た!

2019年9月1日 紙面から

3回裏2死一塁、大島が右前打を放つ=ナゴヤドームで(谷沢昇司撮影)

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 一、二塁間を鋭く破ったかと思えば、次は逆らうことなく左前へとはじき返す。大島はブキャナンのキレのある変化球に対応しての2安打。今季最長を更新する14試合連続安打とした。

 「調子としては普通じゃないですかね」

 敗戦の前では喜べるはずもない。それでも、竜が誇るヒットメーカーはこの日も奮闘した。3回2死一塁では、外寄りのカーブをうまくとらえた。チャンスを拡大する右前打。そして7回の第4打席は、外より低めのチェンジアップを左前へ。2本とも得点には結び付かなかったのが残念だ。

 8月を99打数33安打の打率3割3分3厘、1本塁打、6打点で終えた。今年は好成績を残したが「何回かしんどい年があった」と大島は口にする。だから誰もが体力的にきつくなる季節を、いかにうまく乗り切るか。それができれば必ずシーズン通してうまく戦えると、一つのポイントに置いていた。

 他選手が舌を巻くほどのオフから厳しい練習を自らに課し、プロ10年目にして初めて8月の月間打率が3割を超えた。トレーニングの成果で、「大きな痛みとか、しんどいのはない」と言い「8月がうまくいったかは、残り23試合がどうかで分かるんじゃないですかね」とシーズン佳境となる9月を見据えた。

 

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