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2019年9月1日 紙面から
中日-ヤクルト 10回表2死一、二塁、山田哲(1)に勝ち越し3ランを浴びた藤嶋は悔しそうな表情を見せる=ナゴヤドームで(谷沢昇司撮影)
痛恨の一球…。中日のドクター・ゼロ、藤嶋健人投手(21)がついにつかまった。31日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)、同点の延長10回に4番手で登板し、山田哲に決勝3ランを浴びた。今季初登板からの連続無失点は22試合目で止まり、チームは4連勝を逃して8月を終えた。残り23試合、目指すは大反攻。逆転Aクラスへ、落ち込んではいられない。
乾いた打球音が響くと、ナゴヤドームは竜党の悲鳴に包まれた。今季初登板から21試合連続無失点だった藤嶋が、ついに打たれた。2-2の延長10回2死一、二塁で、山田哲に決勝3ランを被弾。カウント1-1からの3球目、狙い通りの内角へ投げた133キロのフォークを完璧にとらえられた。ヒーローが悠々とベース一周をする中、背番号54はマウンドで悔しそうに唇をかみしめた。
今季の初失点が初黒星に直結。3位・広島を懸命に追い上げている中、チームの連勝が3でストップした。それでも与田監督は「これまでずっと防御率ゼロで来てくれたわけだから、また明日以降、頑張ってもらわないとね」とうなずいた。長丁場を戦っている以上、いつかは打たれる。痛い一発、痛い敗戦の悔しさは、次に進むための糧。これまで絶大な貢献をしてきた右腕への信頼は揺らがず、奮起に期待した。
藤嶋自身も、そのつもりだ。試合終了から1時間ほど経ってロッカーから出てきた時には、既に気持ちをリセットしていた。「フォークでカウントを取ろうとしたとこでホームランを打たれた。自分としては狙ったところへ行ったが、ストライクゾーンへ投げるのではなく、(ボールゾーンへ落として)フォークで空振りを取ろうと思って投げたら良かった」。痛打された場面を冷静に振り返り、反省の弁。そして前を見て、キッパリ言った。
「こういう接戦の場面で投げさせてもらっている。絶対抑えないといけない責任があるが、一日一日切り替えが大事。今日は打たれてしまって、チームに迷惑をかけてしまった部分もあるが、次は自分がチームを助けられるようにしたい。自分のもっと強い部分を出せるよう、これからも準備して頑張りたい」。敗戦を受け止めつつ、しっかりとファイティングポーズを取り、仕切り直して奮闘することを誓った。
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