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【スポーツ】

[柔道]リオ銀の原沢、反則負けで銀…決勝で頭強打 「どうしたいか定まらなかった」

2019年8月31日 23時19分

男子100キロ超級で準優勝に終わり、表彰式で厳しい表情を見せる原沢久喜(潟沼義樹撮影)

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◇31日 柔道世界選手権 男子100キロ超級(日本武道館)

 柔道の世界選手権第7日は31日、東京・日本武道館で男女各1階級があり、男子100キロ超級で2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(27)=百五銀行=は決勝でルカシュ・クルパレク(チェコ)に、延長の末に指導3による反則で敗れて銀メダル。日本勢で2003年大会の棟田康幸以来の100キロ超級制覇はならなかった。

 準決勝で昨年王者のトゥシシビリ(ジョージア)に勝ち「一つの山だと思っていたのでそこを越えればなんとかなると思っていた」。こう意気込んでいた決勝は頭を強く打った場面もあったが、反則負けに終わった。「体力がある選手なので長期戦を覚悟していた。自分がどうしたいか定まらなかったのが敗因」。リオデジャネイロ五輪金メダルのリネール(フランス)が不在の世界選手権で優勝を逃し「本番は来年の東京五輪だと思っているので、いい準備をして金メダルを取りたい」と覚悟を新たにした。

 

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