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【芸能・社会】

【最年少冠へ】藤井聡太七段 王将戦予選・谷川九段戦始まる

2019年9月1日 10時0分

藤井聡太七段

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 将棋の最年少プロ・藤井聡太七段(17)と谷川浩司九段(57)が激突する王将戦2次予選決勝は1日、大阪市福島区の関西将棋会館で午前10時から始まった。この一戦に藤井七段は初のリーグ入りを懸け、谷川九段は歴代単独3位の通算1325勝目を狙う。両者の初顔合わせは、くしくもドラマチックな舞台設定となった。

 早くから藤井七段の才能に目をかけ、時に師匠の杉本昌隆八段(50)を通して助言を送りつつその成長を温かく見守ってきた谷川九段は、天才少年にとって大恩人。谷川九段のことを常々「あこがれの棋士」と明言している。最高の恩返しはなるか。振り駒の結果、藤井七段が先手となった。持ち時間は各3時間で使い切ると1分将棋。

 屋敷伸之九段(47)が持つ史上最年少タイトル獲得記録(18歳6カ月)更新へ向け、藤井七段に残されているチャンスは5棋戦。2020年の王将戦、棋聖戦、王位戦、王座戦、竜王戦となっている。王将位は今、渡辺明三冠(35)が保持。渡辺王将に挑む七番勝負は来年1~3月に行われる。

 

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