「廃業宣言」封印宣言

テーマ:

 

 

 

この度、「謹告」で申し上げた、アニメーション業界からの「廃業」を撤回すると同時に、今後一切「廃業」「引退」などを仄めかす発言を封印することを誓います。

異論・反論は受け付けません。

 

京都アニメで失った仲間たちの死を前に、業界から逃げることこそが最大の罪であると考えたからです。

まして犠牲者の中には、若い頃の僕に「逃げるな!」と厳しく諫めてくださった恩人が含まれています。

僕は彼らが死してなお僕に「逃げるな!」と言っているような気がしてなりません。

 

彼らの恩に報いるため、死ぬまで働く。

犬死しようと、アニメに骨を埋める。

 

僕はそう決意しました。

 

同時に、ジンクス的な考えに近いのですが、僕がアニメを辞めると宣言した直後、僕の周辺で大事件・大災害が起きたのです。
2001年の6月に僕の「母校」である附属池田小が襲撃されましたが、実は僕はその2か月前、辞表を提出しています。
その時は会社の慰留に遭い、留まったのです。
 
2011年には『フラクタル』に伴う引退宣言の直後の東日本大震災。
そして今回。
 
僕が辞めると言えば誰かが犠牲になるのです。
まるで呪いです。これはもう、廃業・引退を死ぬまで封印するしかない。
 
 
以上、ご報告いたします。
今後は失った御霊の分も、「アニメを護る戦い」を尚一層強固に進めようと考えます。
仇は、必ず討ちます。
よろしくお願いいたします。