キャバクラ店を無許可営業容疑 警視庁、経営者ら逮捕

2011/2/8付

東京・西麻布の住宅街でキャバクラ店を無許可で営業したとして、警視庁保安課は8日までに、同店経営者、橋本荘一容疑者(41)=東京都世田谷区東玉川1=と店長、小坂友智容疑者(39)=新宿区四谷4=を風営法違反(無許可営業)の疑いで逮捕した。

同課によると、摘発されたのは港区西麻布2の会員制キャバクラ「UNITED LOUNGE TOKYO」。通常の飲食店を装うため、女性従業員を直接雇用せず「来店客」と偽装。接待した男性客の飲食費の一部や指名料をポイントとして女性従業員に付与し、別会社を通じて換金することで給与を払っていた。

逮捕容疑は今月4日午後10時50分ごろ、女性(21)に飲食客(40)の接待をさせ、無許可で風俗営業をした疑い。

同課が2009年12月から4回、行政指導したが改善しなかった。約6660人の会員がおり、08年6月の開業以来、計約11億6千万円を売り上げたという。

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