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【グラニュース】

丸山にお任せ FC東京戦4年ぶり勝利も 吉田、欠場濃厚 急造4バックも

2019年8月30日 紙面から

古巣・FC東京戦に向けて意気込んだ丸山(手前)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(牧原広幸撮影)

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 名古屋グランパスは30日、FC東京戦に臨む。左膝の負傷から前節・横浜M戦で6試合ぶりに復帰し、昨夏の移籍から3度目の古巣対決となるDF丸山祐市(30)は、復帰&古巣初白星に気合十分。両サイドバック(SB)の宮原が出場停止、吉田がけがで欠場濃厚となる中、急造4バックで首位クラブを討つ。29日は、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。

 けがに勝って、古巣にも勝つ。前節・横浜M戦で1カ月半ぶりに復帰した丸山。新人時代から計6季プレーした古巣との3度目の対戦を前に「いつも以上にモチベーションは高い。勝つことだけを念頭に置いてやりたい」と闘志を燃やした。

 グランパス加入後の対戦は2戦2敗。手の内を把握する相手を、抑えられていない。練習では、今季全試合出場を続けてきた宮原、吉田に代わり、右SBに和泉、左SBに太田が入った。

 チームが6戦未勝利(2分け4敗)の天敵に、急造の4バックで臨むことは避けられない。それでも丸山は「僕がいない間はハル(藤井)がしっかりプレーしていた。次に出る人はチャンス。しっかり準備はできている」。チームの先頭に立つ主将は、一切の不安を口にしなかった。

 今季クラブ9代目の主将に就任。始動時には「新たな名古屋の歴史を、代々受け継いできた思いを受け取ってやっていきたい」と抱負を語った。足を引きずっていた離脱中も、試合のアップ時に仲間へ声かけ。主将としての姿を見せ続けた。

 

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