4日間で延長50回に及んだ2014年準決勝以来となった対決は、開始直後に激しい雨に見舞われ、またしても“再試合”となった。
当時も指揮を執った中京学院大中京の平中亮太監督(38)が「すんなりいかないなぁ。これはこれで楽しんでやります」と語れば、崇徳の中河和也監督(34)は「またか…。因縁めいていますね」と苦笑いした。
延長50回の試合を見て進学を決めた中京学院大中京の村瀬仁紀主将(3年)は、5年前を想起させる巡り合わせに「運命を感じますね」。仕切り直しの決勝に向けて「しっかり体を休めて、いい準備をしたい」と気持ちを切り替えた。
5年前の準決勝は8月31日に決着し、中京(当時)は勢いのまま、同日の決勝も制して優勝した。今大会の仕切り直しの決勝は、くしくも8月31日。中京学院大中京は“8・31決戦”で、3年連続10度目の優勝を目指す。