Kan Kimura

⑶⑷個人の感想です。

⑵歴史研究、国際関係研究、科学研究、ニュースから個人の趣味の発表まで、広汎に用いられている。 表象批判者は、「社会にどんな効果を及ぼしてるかは預かり知るものではない、こちらの意図としてはこうだ」と自滅の道を選ぶのだろうか。

⑴本来「やめろ」と言うべき論法ではない。その視野を取り入れて再考を促すという示唆だろう。ただ実質的にはこの筋から「やめろ」と言って多くの表現を封殺している。研究者もこの筋から「口に出してやめろとまでは言っていない」というレベルの妨害を受けている。 思想の自死。

これは表象批判、ヘイト批判を真剣にやってる人ほど強く反駁しないとやばいし、すでもうかなりグズグズになってる感はある。 批判する側もこの筋をとって指していくべきだと思う。最近は具体的な指し方についてずっと考えている。

社会への影響を考えて研究や表現を慎め、マイノリティを抑圧する効果が出ない活動以外はヘイトだ、というのだから、相当に広汎かつ暴力的な批判となりうる。厳密にしていけばいくほど何も出来なくなる気がするけど、彼らの論法だと厳密にするのもヘイト⑷なので、もう無敵。

木村先生や浅羽先生の研究に何と書いてあろうが、それが嫌韓にこう利用されるのだから内容など関係ないし、「読まずに批判とか何も分かってない」と思ってるまである。⑶ 自分の研究(表現)に悪影響があることを考慮せずに進めるのだから、差別助長であることは明らかであり「きれいなヘイト」だ、と。

表象批判団、そのキャラクターがどんな意図・文脈でデザイン・創作されたか全く関係なく、その表象（特徴）が社会にこう影響するからやめろと言う。⑴ 内容など関係ないので読まなくても批判できるし、同じ筋を研究など広汎な活動に敷衍できる⑵ので、彼らに読まずに批判の罪悪感はゼロだろう。

木村先生や浅羽先生に「きれいなヘイト」と言って突進する王蟲が現れる問題、近年の「表象批判」と通底する大きな問題を感じる。

そもそもたかだか数年前のことで「過去を蒸し返すな！！！」と私に怒鳴った方が、数十年前のコレの蒸し返しに全面的に賛同されるって何なのかなと思いますね。