東大理Ⅲへの理科

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目標得点
84/120点

経験値がケタ外れに低い上重要度が高い科目なので本来なら真っ先に勉強すべきと思うかもしれないが、理科は後回しにする。

なぜかというと、経験値が低い科目を勉強するのは負担が大きいからだ。一方で経験値が高い科目の勉強はそう負担にはならない。だからまずは経験値が高い英語と数学の基盤をガッチリ固め、勉強することに慣れてきてから理科に取り組む方が、遥かにコスパは上がる。「嫌いなものから手をつける」のは学校の給食だけで十分。受験勉強ではまず経験値が高い科目から勉強し勉強に早く慣れるのが鉄則だ。

また理科は単元数が少ない。物理は力学・電磁気・波動、化学は理論・無機・有機。単元数が少ないため集中攻略で短期間に基礎を固めることができる。そして特に物理に当てはまることだが数学の基礎知識が攻略の大きな手助けになる。力学では三角比・ベクトル、波動では三角関数の知識が非常に役に立つ。逆に言うと三角比・ベクトル・三角関数の知識なしで物理の勉強をするのは無謀。物理は数学の基礎をガッチリ固めてからやるべき。

物理・化学で使用する参考書は次の3冊。

1.物理・化学入門問題精講
使用時期/10月
物理・化学の基礎固めとして「エッセンス」「チョイス」を薦める受験生が多いが、僕には使いこなす学力がない。そこで入門問題精講を使用。ただ入門問題精講は解説が若干不足気味なので「理解しやすい物理・化学」を併用する。問題が掲載されているが、自力で解ける問題は解いていき明らかにわからないものは精講を頭に入れてから取り組む。

2.物理・化学基礎問題精講
使用時期/11月
基礎とは言っても基礎英文問題精講同様それなりに難しい。教科書レベルと東大レベルの橋渡しの参考書。使い方は入門問題精講と同じ。

3.物理・化学標準問題精講
使用時期/12月
東大対策のハイレベルな参考書。穴のない力をつけることができる。標準レベル中心の東大入試に最適な参考書。

これら3冊をクリアしたら、ひたすら過去問を解いていく。