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日々のコト♪♪

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Dessert time of the prince





「…シ、ン…くん…」



「どうした?」


真上から私を見つめるシンくんの瞳は意地悪く光っている


どうした?
…て、言う顔はとっても涼し気で、この状況に合わない



見下ろされている私は……
息するのも苦しくて…
息だけじゃなく、身体も気持ちも、シンくんでいっぱいいっぱいで…

………すべてが苦しい……

この苦しさから助けてくれるのはシンくんだけ


それなのに、シンくんはずっとそのままで、私に苦しさを与える



シンくんが私の中にいて…止まったまま……
まったく動かないで……
上から私を見下ろして意地悪く笑っている




1時間…いや、もっと長い時間こうしている気がする…
けど、多分……数十分なんだと思う


だけど、私には永遠に長く感じるよ…



ベッドの上
何も纏ってなく生まれたままの姿で…
繋がったままの私達
シンくんは動きを止めたまま
私はもっとシンくんを感じたくて……


この状況……もう…私には、耐え……られない……


「…シンくん…っ……もう…ゃだっ……」

ふるふると顔を横に降って
私の脚を大きく広げ、力強く腰を持っているシンくんの腕をギュッと掴んだ。


苦しくて涙が溢れた瞳に
私の反応を見て悪魔のような微笑みを浮かべたシンくんが映る。



腰を掴んでいた両手を緩め
私の指を一本一本絡めたまま、顔横に肘を立て
目尻の涙を舌で掬い、耳元に触れるか触れないかの距離でシンくんは低い声で囁いた。


「やだ? 何が? ……僕とこうすることが?」



「っ…やっ…ぁ」



「やだって言うわりには…チェギョンの中はキツく僕を締め付けてる…」


「やっ……そん…な……」


その言葉に私の中がキュって熱くなる

シンくんの言葉が私をどんどん狂わせていく
…焦らされた身体は熱くて
疼く腰は勝手に揺れ出す……


「フッ…また僕を締め付けた…厭らしいな、チェギョンは…こんなに締め付け、自ら腰を動かして…」


「…ゃっ…ち、ちが…う…っ…」


そう言われて恥ずかしいのに
動いてくれないシンくんがもどかしくて
この苦しさから解放されたくて
もっと…もっと、シンくんを感じたくて



「…シン…くん…おね…がい……」


私がそう懇願すれば


「ん?…何が?」


余裕に微笑んで、私の頬に触れ


「チェギョン、ちゃんと言って?」


優しい声とは裏腹に口角をクイッてあげて私を見た


「そ…んな…の…むり……」


恥ずかしくて、首をふるふると横に降ると



「言わないと…この苦しさからは解放されないの分かっているよな?…それとも……このまま繋がっていようか?」


大きな手でゆっくり胸を包み込み、尖って主張する胸先を円を描くように撫で



「僕はいいよ…このまま繋がっていても……チェギョンが我慢できるのなら…ね」


妖艶に微笑んでギュッと胸先を捻るように摘んだ。


「あぁ……んっ!…」


一瞬にして甘い痛みが全身に駆け抜けた。


「チェギョン…言って?…どうして欲しい?」



シンくんの妖艶な瞳が私を捕らえる。




「…はぁ……シンくんが……」



熱を帯びた私の体はもう限界で……






「……もっと……ほしい……」








震える声で伝えると



「悦んで」


シンくんは…腰を大きく抱え上げ、膝を折ったまま横に大きく広げ、一度、ギリギリまで引き抜いては内壁を擦るように突き上げた。


「あ…んんぅっ!」



ぐくっ!…といっきに奥まで突き立てられ、火花を散ったような痺れが全身を襲う
強く打ち付けられた刺激に背中が弓なりになる。



「ああ……おまえの中はいつもキツくて熱くて……蕩けそうだ」


奥深く繋がろうとシンくんは腰を強く激しく打ち付ける……



「あっああぁ!……んっ……シ、ンく……もっ…とゆ……っくり……」


激しく身体を揺すられるたびに卑猥な水音が部屋に響く。




「無理だ……うぅ……加減できない」





シンくんの濡れた吐息と艶やかな声に

苦しくてギュッと閉じてた目をゆっくり開けた…



視線の先に…余裕なく眉間に皺を刻み汗を滲ませたシンくん。


「あ、んぅ…ううぅ」

私を激しいリズムで揺さぶりながら、艶やかな吐息を漏らすシンくん。


シンくんの額から汗が滲み頬をを伝わり、私の鎖骨に零れ落ちる。



すごく色気に満ちてセクシーなシンくん…


そんな姿のシンくんを見たら…
私の中が疼いてキュッてシンくんを締め付ける。


私の視線と
中の締め付けで…
シンくんが私と目を見合わせた。



「は…はあ……僕の顔を見て…そんなに……締め付けるな」


乱れた呼吸のシンくんに


「私……で、そんなに……感じ……てるの?」


シンくんの頬に手を伸ばし聞いた。
切れ長の目に触れ
高い鼻に触れ
…シンくんの形の良い唇に触れたら、不機嫌そうに口が開き、私の指を咥えた。


「ひゃぁん!?」



指先をシンくんの舌が厭らしく舐め回す。
慌てて引き抜こうとしたら、シンくんが強く噛んだ。



「痛いっ!…やぁ…シンくん……放して」


噛んで唾液でねっとりと舐められ…
やっとシンくんは指を放してくれた。


赤く歯型が残る程噛まれた指


「おまえが馬鹿な事を言うから」


「馬鹿な…こと?」



両手で頬を包み



「僕がこんなに感じるのはおまえだからだ。おまえ以外に……僕は感じない」


低く怒った声で言うと……深いキスをされた。


シンくんの熱い舌が口内を舐め尽くし、怒っている声と同じように、荒々しいキス。
口内全てを…喉の奥までも征服する様な荒々しくて熱い舌を絡みつける。


「んっん!!」

息が出来なくて苦しくて、シンくんの肩を必死に押した…

「シン、シンくん!……苦し…い…」


「おまえが…馬鹿な事を言うから。僕がこんなに……おまえを求めて感じてるのが…わからないのか?」




ずんっ! と腰を大きく動かし重い振動が激しく中を貫く。


「くぅ……あ、ぁぁん…っ!!」



激しい刺激から逃げる様に身体を反らせた。



「逃げるな。僕から逃げるなんて……許さない」


逃がさない様に、逃げない様に…背中に腕をまわし強く抱き締めながら奥まで突き立て揺すぶる。


「んぅっ!…あぁ…んっ」



内側の壁を擦りあげられ、私は背中を跳ねさせた。
弓の様にしなり、喉や胸が露わになる。
シンくんに自ら差し出すように……


「チェギョン…愛してる……もっと僕を感じろ」




シンくんは首に唇を押し当てて歯をゆっくりと立てた。



…食べられてる…みたい。


痛みなど感じない…いや、痛みも甘い快感になって私の全身に襲いかかる。


首を舐め食した唇はそのまま鎖骨、胸に
刺激を与える。


「…っ、んんっ……」


シンくんが主張した胸の先端を口に含み舌でなぞり舐めあげ、甘噛みを繰り返す。
執拗に責められ味わい尽くされる。


「あっ……んっん……ぁ……」



片方の胸は大きな手で鷲掴み、下から揉みあげられ、ぷくんと主張している先端を長い指で弄ばれる。




「シ……シン…く、ん…は、あっ…」


身体中にシンくんに感じさせられて


くちゅ……くちゅ……


ねっとり絡みつく激しい腰の動きに私の中から蜜が溢れ出てビクビクと震える。



「チェギョン、いいか?」


「あ、ふっ、ぅ…んっ」


「もっと……もっと僕を…欲しがれ」


ずぶずぶ…と私の中を掻き回す



「あぁ…っ! だ、だめ…!! シン、くん……」



快感で達してしまう私の耳に





「ああ…一緒に…チェギョン一緒に……愛してる」



シンくんの優しくて甘くてセクシーな声が聞こえた……。















「……ェギョン。チェギョン」



顔に優しい感触。


重い瞼をゆっくり目を開けてみると、シンくんが優しく包み込むよう抱き締め、頬に触れていた。



「気付いたか?」

シンくんの優しくて甘く蕩ける瞳。


「私…?」



「気を失っていたんだ」




素肌のシンくんの広い胸に頬を寄せる。
力強くい胸はしっとりと汗で濡れている。


「…シンくん、激しすぎるわ」


「ごめん。チェギョンが僕をおかしくさせるんだ」



「そんな」



「そんな事があるんだ。チェギョンが愛おしくて可愛くて、甘くて美味しいから…僕はおまえに溺れておかしくなる」




甘い言葉に心を奪われてうっとりと、抱き締められた胸の中からシンくんを見上げた。


決しておしゃべりじゃないシンくんの唇から熱くて甘い言葉。

ズルイと思う。

いつも口数少なくて、言葉足らずで何度も誤解して喧嘩をするのに…

たまにこうやって照れちゃう言葉を沢山くれる。



…甘い言葉に、また私は、心も身体も震えちゃうんだ……








「チェギョン…好きだ。愛してる」






シンくんが、私の一番大好きな言葉をくれた。



どんな言葉よりも一番大好きな言葉。




「シンくん…大好き」



私も素直にシンくんに伝える。


好きな人に好きと言える事が、こんなにも幸せなんだ。


激しく深く繋がる時間も好きだけど…


こうしてシンくんに包まれて、穏やかに流れる時間も大好き。


シンくんの胸の振動がとっても心地良くて。
暖かさもとっても気持ち良くて…眠りに誘われる。


瞼を閉じ掛けた時



「チェギョン? まさか眠る気じゃないよな?」



「…え? シンくん眠らないの?」


眠くてふわって答えてシンくんの瞳を見たら……


さっきまでは優しくて蕩ける様な表情だったのに……


私を真上から見下ろすシンくんは、妖艶で貫く様な眼差し…獲物を狙う野獣…みたい。

すごく危険を感じるのに…
その眼差しに私の奥がきゅうとんと疼いた……。





「チェギョン、好きなデザートは何度でも食べたいだろ?」


指先で頬をゆっくり触れるシンくん



「そ、そりゃ….」




「僕もそうだ。何度だって味わいたい……何度味わっても足りない」



指先が唇を捉える




「シン…く、ん?」




「僕だけのデザートを一晩中味わせてくれ」






欲情に溢れたシンくんの瞳が私を犯す……


「私は…シンくんのデザートなの?」



「ああ。チェギョンは僕だけが味わえるデザートで…最初で最後の愛しい女だ」




「シンくん…」



「もう黙って。僕を感じろ」



唇を触れていた手が顎を固定し…唇を塞がれた。



舌を捉えられ、吸い撫で絡め…
全身の力が奪われるシンくんの激しくて甘いキス。





それは、シンくんとの終わらない甘くて激しい時間の幕開け……



私は、きっと、いつまでも、この甘く激しい時間に酔わされるんだ……




























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    乃姫ちゃん、
    コメント欄があった・・・

    ずるいよ、こんなの。
    これがうずうずの種が育った結果なのね?

    やっぱりステキ。
    大好きよ!

    [ 福娘  ]

    2014/11/4(火) 午後 10:28

    返信する
  • こんばんはヽ(*'▽'*)ノ


    シン君に翻弄されちゃうチェギョン…二人ともセクスィー♡♡♡
    私もデザートいただいた気分です(*≧艸≦)
    どうもご馳走様でしたΣd(≧∀≦*)ナイス!

    [ ぷゆけん ]

    2014/11/4(火) 午後 10:39

    返信する
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    こんばんは(*^-^*)

    シンくん、すご過ぎ(//∇//)

    きっとチェギョンは朝の挨拶も学校にも行けませんね(^0^;)

    お話、ごちそうさまでした(≧∇≦)b

    [ edamamegolf ]

    2014/11/4(火) 午後 10:48

    返信する
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    乃姫ちゃん、
    さっき、リコメを終えてさ、ねよか?と思ってたらゲスブに新着が3けんも?

    どーして?と思ってたら乃姫ちゃんの記事が・・・

    おお、確かに失神してるようちの子も。

    でもね、スケールが全然違うじゃない?
    あなたのほうが妄想の種が大きいの。

    でもね・・・私もチェギョンちゃんを足腰立たないようにしたい・・・!

    どうする?乃姫ちゃん♡

    [ 福娘  ]

    2014/11/4(火) 午後 11:40

    返信する

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