治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

納税者として断固として反対します

2011-05-23 09:00:45 | 日記

なんてベムは書いてたよ。
私の講演を阻止しようと、某所に送ったメールに。

そのメールがいろんな運命をたどって私の元にたどりついたわけだが。

ああ、こういう運動を一生懸命していたのに
全然実を結ばなかったから
だから花風社や浅見をいじるのをやめたんだろうな、と思った。

ベムによると
私が差別主義者なんだと。
内山医師を弾劾しているから演者にふさわしくないんだと。

私は内山医師に個人的な恨みはないよ。

ただ、自分の患者である山岸徹に
「ニキ・リンコは花風社のでっちあげではない」
って一言言ってほしかっただけだ。

それを言わないっていうことは、TEACCHにとって「こだわり」が大事だから?
反社会的なこだわりでも、TEACCHは大事にするわけ?
自閉症者と社会の共存、っていったってそれじゃあ自閉症者原理主義じゃん。
それがTEACCHなの?

っていうのが私の疑問。それだけ。

私が差別主義者かどうかは差別の定義で人それぞれけど
同じように自閉っ子の親でも
「浅見さんは本当の意味で平等ということを知っている人」と評する人もいるよ。

「自閉っ子でもやればできることが増える」
これが私の姿勢だからね。
それを「差別」ととるか「フェア」ととるか、その人が自閉症の人に期待するもので違ってくる。
だからベムが差別だと思ってるなら全然かまわないよ。ベムの見方だとそうでしょ。
障害児の将来が消化試合だと思っている手合いは、私の発言を差別的に感じるかもね。

逆に私に言わせてみれば、このブログなんて究極の差別だ。
親による子の差別。
だってさ
お子さんが健常児だったら、こういうブログ書いたかね?

しかも他のお子さんにモザイクもかけてないしさ。

このブログに来てくださる方の中には千葉県の教育委員会関係の方いらっしゃいますが
いいんですかね、こういうの。
個人情報保護にセンシティブなこの時代に。

っていうか、ここにモザイクかけずに映っているお子さんの親御さんも
もしかしたら見ているかもしれませんね。
いいんですかね?

納税者としては抗議しないけど
一人の人間としてこのブログはどうかと思うね、私は。

 

*追伸

ベムのメールが私のもとにたどりついたルートは合法的なルートです。

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