324松濤本部前行動8.25/待たれる非常に特別な宣布
■さっそく「地上の真のお母様が天上の真のお父様に捧げる書信」が家庭連合の毎日の訓読条件になったようです。この手紙は日本食口の献金プッシュのために作られたものです。聖和記念式の2日後の8月19日、聖和記念式の祝勝会を兼ねた天一国指導者総会閉会式で韓氏オモニが語りましたが、その時にお父様の話は全く出てきませんでした。韓氏オモニがこの手紙通りに、お父様への思いを胸に抱いているとするなら、その祝勝会でお父様への言及がないということなどあり得ません。□韓氏オモニ:今回の聖和節に私が登壇するときに、両脇から孫たちが支えました。見ていてよかったですか?(2019.8.19)
■韓氏オモニが聖和記念式に関して語ったのはこれだけです。韓氏オモニはお父様のことを考えてなどいないのです。言及が全くなかったということは、この手紙が完全なでっち上げであったということを証明しています。日本食口を献金に駆り立てるための道具として作られたものなのです。そしてさっそく、毎日の訓読材料として食口に配布されました。
少し前には徳野会長がお父様と韓氏オモニは完全に心情一体化しているということを口癖のように語っていました。お父様のようにリーダーシップがあるとか、勇ましい歌を好まれるとか、何でもかんでもこじつけていましたが、韓氏オモニからすれば、お父様のことなど忘れてしまいたいのですから、迷惑な話だったと思います。
この手紙はあたかも韓氏オモニがいつもお父様のことを思い、慕い、お父様のために頑張っているというイメージを作り出しています。しかしよく読めば、韓氏オモニはお父様と一体化などしていないということが分かる文章です。それは、これを書いた鄭元周秘書室長が、ある意味、本当のことを書いてしまっているからです。
■夫婦が完全に一体化しているとはどのような状態をいうのでしょうか。夫婦の片方が霊界に行っている場合を考えてみれば参考になります。よく聞くのは、霊界の相対者がリアルに現れ、夫婦生活を体験するということがあります。会話もできるそうですし、思いがけないことを教えられるたりするそうです。相手は時空を越えた霊人ですから、聞けばすぐに答えてくれるし、自分は分からなくても、そばに付いて見ていてくれるそうで、文字通り、いつも共にいる状態なのです。
□鄭元周:愛するお父様、懐かしきお父様、いつも共にいらっしゃるお父様、…今日はいつもよりもお父様がひときわ懐かしいです。(2019.8.17)
■そのような夫婦にとって、霊界の相対者はいつもすぐそばにいるのですから、この手紙のように相手に対し「懐かしい」という言葉は出てきません。まして「今日はいつもよりもひときわ懐かしいです」ということはあり得ません。それは韓氏オモニがお父様と共にいないから、記念日の節目が巡ってきて初めて「ひときわ懐かしい」という表現になるのであり、鄭元周もこの文章により、夫婦一体の境地についての無知を晒していることになります。
□鄭元周:聖和後40日間は朝夕の霊前に食事を捧げ、お父様が恋しい時には数えきれないほど本郷苑を往復して、お父様と多くの会話を交わしました。そうして、お父様の考えが私の考えになり、私の考えがお父様の考えになりました。(2019.8.17)
■本当に一体化した夫婦(片方が霊界)なら上に述べたように、いつも共にいる状態なので、会話をするためにどこかに行く必要はありません。お墓に行く必要もありません。「数えきれないほど本郷苑を往復して、お父様と多くの会話を交わしました」というのも、夫婦一体の境地を知らない鄭元周の作文です。
そして「そうして、お父様の考えが私の考えになり、私の考えがお父様の考えになりました」というのですが、どうして今頃なのですか。やっぱり、お父様と韓氏オモニは完全一体化していなかったということになります。お父様が生きておられるときに「お父様の考えが私の考えになり、私の考えがお父様の考えに」なっていなかったということを認めてしまっています。鄭元周が韓氏オモニを美化した言葉の裏に、韓氏オモニとお父様の考えは違っていたという本音が出てしまっています。
□鄭元周:聖和3周年の時に私は、これからお父様は、今まで寂しかった天の父母様を慰労して差し上げ、頌栄の対象として自由であられることを懇切に願いました。(2019.8.17)
■この言葉は韓氏オモニが聖和3周年に語ったものです。また聖和4周年の時にも同じ言葉を繰り返しました。
□韓氏オモニ:お父様、これ以降は心配しないで下さい。私達が必ずや責任完遂いたします。ですからお父様は、永遠なる本郷苑において、これまで孤独であった神様、天の父母様を慰労され、頌栄の対象として自由の身となられることを懇求いたします!(2015.8.30「世界家庭」2015.10/P.9)
■この言葉は韓氏オモニがお父様と分離していることを示しています。もし完全に一体化しているのであれば「お父様と共に責任完遂します」となりますし、「お父様と共に神様を慰労します」となるはずです。特に「ですからお父様は、永遠なる本郷苑において、これまで孤独であった神様、天の父母様を慰労され」という言葉は、神様の慰労をお父様に体よく押しつけており、全く失礼な言い方です。
□鄭元周:あなたが沁みるように懐かしい時には、月を共にして話し合い、お父様の御聖体を前にして私が誓った約束、私の生涯を終える日まで、天一国をこの地に定着させるという決意を繰り返しながら生きてきました。(2019.8.17)
■「あなたが沁みるように懐かしい時には、月を共にして話し合い」と語っていますが、月に関しては徳野会長も以下のように話したことがあります。
□徳野英治:で、お母様はいつも、月はレバレンド・サンミョンムーンという観点から見ても、お父様ご自身を意味するんだ、私にとっては月はお父様だ、だから月は見るたびごとにお父様を思いながら、お父様に語りかけ、お父様と会話し、お父様と心情を共有して、貴い時間を過ごすんだと、いつもお母様おっしゃいます。(「第65回会長メッセージ」2018.10.5収録)
■徳野会長のこの話は作り話かと思いましたが、この手紙で月の話が出たことから、これは本当の話だったのかも知れません。そこで、どうして月を見たらお父様を思い、お父様と会話をするのでしょうか。それは、普段はお父様のことを思っていないということではありませんか。私達は月をどのくらいの頻度で見るでしょうか。そう頻繁ではないでしょう。
すなわち、韓氏オモニはお父様といつも共にいる状態ではないということです。完全に一体化しているのなら、お父様が沁みるように懐かしい時には、月などを媒介にせずとも、即座に話し合えばよいのです。そもそも、沁みるように懐かしい時というのは、別離が長く続いていて、ある時、沁みるように懐かしくなるという状況ですから、ここでも韓氏オモニはお父様と分離しているという鄭元周の本音が現れています。
□鄭元周:お父様の聖和以後には、本当に言葉にできず、私だけ残ってしまいましたという立場でした。広漠な砂漠で、砂嵐が吹き荒れ、目を開くことができない環境で、小さな針ひとつを探さなければならない心情でした。しかし、お父様、私は探し出しました。探さなければならなかったのです。(2019.8.17)
■お父様が聖和されたなら、なぜ「私だけ残ってしまいましたという立場でした」ということになるのでしょうか。それはお父様と一体化していないということの明らかな証拠です。お父様と完全一体化しているのなら、自分ひとりだけになったという考えには絶対になりません。お父様と共にあれば、砂嵐の中で小さな針ひとつを探さなければならない心情になるはずもありません。本当に自分ひとりだから、そのような心情になるのです。
幹部はこの書簡によって韓氏オモニがいつもお父様のためを思いながら、天の願いを果たそうとして苦労をしているというイメージを作り出し、食口をだまそうとしているのですが、以上見たように、韓氏オモニを美化している言葉そのものが、韓氏オモニがお父様と一体化していない実態を浮き彫りにしています。
(※手紙に「アルプス山脈の12の峰に登りました」とありますが、「アルプス山脈の12の峰を眺める展望台に登りました」と訂正すべきです)
■韓氏オモニは天一国指導者総会閉会式で以下のように語りました。
□韓氏オモニ:今や2020年、国家の復帰を勝利した土台の上で、天の父母様の日60周年を迎えて、地上で活動している独り娘、真の母と天の父母様がともにおられるという奇跡を皆さんは見ることでしょう。皆さんの固定観念が崩れるのに時間がたくさんかかりました。私がアフリカ大陸を摂理の一線とみなそうと話したときに、あらゆる人々は、環境が整わなかったので慎重でなければならないという話もし、やらなければ良いという話もしました。しかし、結果的に独り娘、真の母が行く所には、天の父母様がともにおられるということを皆さんは見て感じたことでしょう。(2019.8.19)
■聖和祝祭では元ナイジェリア大統領のグッドラック・ジョナサンがスピーチを行い、またハデベ預言者が挨拶をしてこの12月に大きなサッカースタジアムで大会をするそうです。サントメ・プリンシペというアフリカの小さな島国ですが、ここでは9月に大統領以下国を挙げての祝福式が行われるそうです。そのように摂理が進展しているように見える状況を踏まえ、韓氏オモニは自分が神様と共にあると自信を深めています。
そして「今や2020年、国家の復帰を勝利した土台の上で、…独り娘、真の母と天の父母様がともにおられるという奇跡を皆さんは見ることでしょう」と語っているのです。しかし現実の韓国の状況は、8月23日にGSOMIA(軍事情報包括保護協定)の破棄を政府が発表しましたが、日韓及び米韓の亀裂が拡大し、確実に北朝鮮との統一に向けて進んでいます。サタンを中心とした統一です。どこに、独り娘と神様が共におられる奇跡があるというのでしょうか。全く狂っています。
■8月10日に在韓日本女性宣教師4000名の特別集会が清平で開催されました。そこで韓氏オモニは以下のように語りました。
□韓氏オモニ:今回の聖和節で非常に破格的(特別)な宣布をするつもりです。きょう(それを)言うと、気が抜けるので言いません。(2019.8.10)
■聖和記念式では韓氏オモニは何も語りませんでした。従って、その特別な宣布もありませんでした。韓氏オモニの考える非常に特別な宣布とは一体何なのでしょうか。それはメシヤ宣布以外にありません。韓氏オモニは今まで「無原罪の独生女」という話はしてきました。そして、それが本人の中ではメシヤのつもりであることが最近になってようやく分かってきました。
しかし、まだ明確に話してはいません。それは意図的に伏せているのです。それを明らかにする宣布を「非常に特別な宣布」と呼んでいるのです。韓氏オモニにとっても、自分がメシヤであると明言することは覚悟を要することなのです。今回はその宣布はしませんでしたが、いづれするでしょう。韓氏オモニ自ら、自分の正体を明らかにしてくれるのです。
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