【格闘技】生え抜きドラゲー戦士 覆面レスラー・クネスの素顔に接近2019年8月28日 紙面から
ドラゴンゲートは今年創立20年を迎えた。創設時から闘い続ける選手が少なくなった中、鍛え抜かれた体を維持し続け、渋みのあるベテランとして存在感を放っているのが45歳になったK-ness.(以下クネス)だ。クールな覆面の下に潜む素顔に迫ってみた。(聞き手 仲田美歩) -いつからプロレスに興味を クネス「中学生のころ、テレビでクラッシュギャルズを見て、長与千種さんのファンになりました。そこから新日本や全日本を見るようになりました。好きだったのはグレート・ムタ選手です」 -そして自分もレスラーになりたいと 「自分は体が小さかった。でも獣神サンダーライガー選手のように身長の低い人がリングで活躍している姿を見て、自分にもやれるんじゃないかと希望を持ったんですよ。そして筋トレを始めて、レスラーを目指し始めました。中学3年生のころです。高1で体操部に入り、高2で骨法(こっぽう)の道場に通っていました」 -その後は
「高校を卒業してからはアニマル浜口道場に通ってプロレスの基礎を学びました。そして新日本のテストを受けたんですが、2年連続で落ちた。次に、みちのくプロレスを受けて合格し、デビューしたんですが、1シーズンで退団。その後国内の他団体やメキシコ修行をへて、縁あって闘龍門(ドラゴンゲートの前身)に入りました」 -ご両親の反応は 「最初はオヤジに『2年間だけ時間をやるから、それでレスラーになれなかったら就職しろ』と約束させられました。今では応援してくれて、たまに会場に見に来てます。母は実際に見るのが怖いので会場に来たことはありません。テレビは見てますけど」 -プロレスラーになっていなかったら 「全く思い浮かばない。プロレスラーになることしか考えていなかったから。サラリーマンとか想像つかない。強いて言うなら、お酒が好きなので水商売かな~」 -クネス選手はずっとシェイプされた体形を保っていて、他の選手のアドバイザーもされているとか 「他人の管理はできる。自分がやってきたことを教えればいいので。でも、実は自分の体は今、節制ができていない(笑)。自分としては、ぼちぼち締めないとまずいなと思っているところです。オフも基本的にトレーニングをして過ごしています」 -食生活で気を付けていることは 「お菓子は好きではないので食べませんが、ラーメンとお酒が好きなんですよ。特にラーメンは大好物で3食ラーメンでもいいくらい。最近気に入ってるのが池袋にある『ICHIRIN』のパクチーがどっさり乗った辛いやつ。東京に巡業に来たら必ず寄ってますよ。なるべく我慢していますが」 -生まれは東京ですよね 「4年前に住まいを東京から神戸に移しましたが、幼稚園から高校までは新宿のど真ん中に住んでいました。歌舞伎町で遊んでいましたよ。ゲームセンターが遊び場でした」 -気付けばレスラー生活24年 「あっという間でしたね。こんなに長くやるなんて思ってなかった。好きなことやり続けていたら、いつのまにか時間が過ぎていたという感じ。体の故障は団体の中で一番多いと思う。もうボロボロで、気持ちだけでやっているようなもの。だけどお客さんの前に立つのは気持ちいいです」 -マスクマンだと普段の姿の時、ファンに気付かれませんね 「そう、それが一番気が楽!(笑)。仲間の選手と街で一緒に歩いていて声をかけられたら、俺はスッと離れていなくなります(笑)」 -今後レスラーとしてどうありたいですか 「体が続く限り頑張っていきたい。最終的な目標は、きちんと引退試合をすること。いつの間にか試合をやらなくなってフェードアウトしていく選手も多いですが、自分としては引退試合を迎えることがレスラーとしての最終的な夢ですね」 -その意味では、団体最年長49歳の望月成晃選手はライバルでは 「いや、俺はモッチーより先にやめると思う。モッサンはすごい。だんだん若返っている。90歳までやると思う(笑)。世界最年長現役レスラーとしてギネスに載るはずです!」
<K-ness.(クネス)> 1974(昭和49)年4月16日生まれ、東京都練馬区出身の45歳。172センチ、74キロ。得意技はゆりかご固め、延髄斬り。過去の主なタイトルはオープン・ザ・ブレイブゲート、ツインゲート、トライアングルゲート。
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