【大リーグ】ダルビッシュ、次戦は因縁のメッツ戦 ポストシーズン争いへ、負けられない2019年8月27日 21時0分
カブスのダルビッシュ有投手(33)が因縁のカードに登板する。先発が予定されている27日(日本時間28日)のメッツ戦は、ダルビッシュとチームにとって8月最大の一戦で、敵地ニューヨークでの3連戦の初戦。現時点でカブスは69勝61敗、ポストシーズン進出への最後のいすであるワイルドカード2位。メッツとは2ゲーム差だ。 ダルビッシュは昨年2月にカブスへFA移籍して以降、メッツ戦の登板は今年6月21日に1度あるだけ。当時はまだ復調前で、2被弾など6イニング4失点、勝敗はつかなかった。前回登板からカーブは人さし指の先端を曲げ、ボールに当てるナックルのように握りを変え、その効果も注目される。 両軍は直前のシリーズ3連戦でともに3連敗スイープを食らった。26日の地元放送局ABC7(電子版)によると、カブスのマドン監督は「とにかく、前に進まなきゃいけないんだ。もちろん、フラストレーションはたまっているし、ガッカリしたが、それを今後に響かせてはならない」と牙を研いだ。 メッツにとっても、カブスは負けられない相手だ。シカゴで前回対戦した4連戦は2勝2敗。6月23日の第4戦に逆転負けした直後、メッツのキャラウェイ監督は、地元紙ニューズデーのヒーリー番記者を「この○▲♯×(バカ野郎)をつまみ出せ! ◇×○▲(クソ野郎)をここに入れるな!」と、放送禁止用語の連発で罵倒。左腕バルガスも「おい、ぶっとばすぞ」と同記者を威嚇し、その後も謝罪しなかったと猛批判され、トレード放出された。 26日の地元紙NYポスト(同)によると、ベテランのデービスはこの日「6月のカブス4連戦で、うちの流れは変わった。若手にとっては、こういう大一番はいい経験だ。すごい熱気で、いい舞台になる」と腕を鳴らした。
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