渋野日向子ＶＳ世界ランカーに注目　フィーバーへ特別な対応も

　日本女子プロゴルフ協会（ＬＰＧＡ）は２６日、東京都内で記者会見し、９月１２～１５日に兵庫県で開催される国内メジャー第２戦の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯（賞金総額２億円、優勝３６００万円）に、渋野日向子（２０）＝ＲＳＫ山陽放送＝ら国内組に加え、米ツアー３勝の畑岡奈紗（２０）森ビル、同１９勝で２０１６年リオ五輪覇者の朴仁妃（パク・インビ、韓国）、同１０勝のフォン・シャンシャン（中国）が出場すると発表した。全英女王・渋野と畑岡、朴仁妃ら世界ランカーとのＶ争いが注目される。

　“シブコ・フィーバー“も最高の盛り上がりを見せそうだ。会場は彼女の地元・岡山の隣県。今季公式戦第１弾だった５月のサロンパス杯でも優勝している渋野にとっては、国内外メジャー３連勝も懸かる。前売り券４万８０００枚は既に完売と混乱は避けられない状況にある。

　小林浩美ＬＰＧＡ会長も「今週のニトリレディス（北海道・小樽ＣＣ）の様子なども見て、ギャラリー数に見合う施設などを準備しなければと考えている。メディア対応も広報部隊の人数を増やします」と早くも“臨戦態勢”だった。（月橋文美）