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【社会】文科相「やじの権利ない」 埼玉知事選 応援演説中の抗議男性に
埼玉県知事選の応援演説をしていた柴山昌彦文部科学相=写真=に対し、大学入学共通テストに反対するやじを飛ばした男性が県警に取り押さえられる事案があり、柴山氏は27日の閣議後会見で「大声で怒鳴る声が響いてきた。選挙活動の円滑、自由は非常に重要。そういうことをするのは権利として保障されていない」と述べた。 7月の参院選中、札幌市で行われた安倍晋三首相の街頭演説にやじを飛ばすなどした聴衆が北海道警によって排除されている。表現の自由を巡り、柴山氏の発言は議論を呼びそうだ。 柴山氏によると、やじは24日夜、JR大宮駅近くで、街宣車から演説を始めた際、待ち構えていた男性から「柴山やめろ」「民間試験撤廃」との声が上がった。目撃者によると、男性はその後、県警関係者とみられる数人に囲まれ、抵抗したが、遠ざけられた。 柴山氏は会見で「表現の自由は最大限保障されないといけないのは当然」としつつ、「街頭に集まった方は演説をしっかり聞きたいと思っている」と強調。声の大きさについて「マイクを使って演説をしていたが、明らかに私の耳に届いた」とも語った。 一方取材に応じた目撃者は「声はそこまで大きくはない。取り押さえられた時、彼か、警備担当者が発した喧騒(けんそう)の方がうるさかった」と指摘した。 埼玉県警幹部は、県警がその場にいた男性を取り押さえたことを認め、「男性は街宣車のすぐ近くに近づいている。警護対象に危害を加える可能性がある場合、取り押さえるのはやむを得ない」とした。
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