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【グラニュース】

長谷川と太田が牙をむく“おっさんずガブッ” 元東京コンビで古巣の堅守突破だ!

2019年8月27日 紙面から

長谷川(左)にクロスをあげる太田=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(川本光憲撮影)

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 首位たたきのカギを握るのは「おっさんずラブ」だ。30日のFC東京戦を控えた名古屋グランパスは26日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで公開練習し、今夏にFC東京から完全移籍で加入したDF太田宏介(32)と、同クラブに所属経験があるMF長谷川アーリアジャスール(30)のベテランコンビが居残り練習。太田のクロスと長谷川のシュートで、失点数最少タイを誇る首位クラブの堅守をこじ開ける。

 ゴールを信じてクロスを上げる太田と、精度の高いボールが来ると信じて走り込む長谷川。ベテランコンビが古巣に牙をむく。

 「時間があるので、古巣との対戦について、まだ感情はわきません。ただ、キャリアの中で一番長くいて、一番成長させてもらったクラブ。夏の退団になりましたけど、元気でやっているというのを見せたいです」

 太田は長谷川と同じ2012年にFC東京へ入団し、15年末のオランダ・フィテッセ挑戦を経て17年に復帰。14、15年にはベストイレブンに輝くなど、FC東京への感謝は尽きない。「名古屋が勝てるように、得点に関われるように。そういう形の恩返しをしたい」と意気込む。

 出番は回ってくる。前節の横浜M戦でDF宮原が相手選手を倒し、レッドカードを受けた。宮原の次節欠場が決定。3試合連続でベンチスタートだった太田のスタメン出場は決定的となった。

 

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