Chage、ASKA脱退に「とても残念」　通告は書面で３日前…対面実現せず

　歌手のＡＳＫＡ（６１）がＣＨＡＧＥ　ａｎｄ　ＡＳＫＡから脱退することをブログで発表したのを受け、Ｃｈａｇｅ（６１）が２６日、所属レコード会社を通じてコメントを発表した。

　Ｃｈａｇｅはまず、「Ｃｈａｐｐｙ（チャッピー、ファンクラブの会員の愛称）の皆さま」とし、「このたびはＡＳＫＡ自身の言葉でＣＨＡＧＥ　ａｎｄ　ＡＳＫＡからの脱退がつづられました。僕に対して『脱退します』との書面が彼から届いたのは８月２３日でした」と直前の通告だったことを明らかにした。

　Ｃｈａｇｅは「皆さまを悲しませてしまったことに責任を感じるとともに率直にとても残念な思いです」と心情に触れ、ＡＳＫＡが「（２人の関係について）すっかり環境が変わってしまった。音楽活動が変色してしまった」などと表現したことに対し、「彼が理由に挙げていることに、ここで意見することはありません。彼の思いは『彼の考え』であることに間違いありません」とし、「そして誰が何を言っても『覆る』ことはないのでしょう」と言い切った。

　さらに「ＡＳＫＡは戻ってきました。ファンも大変喜んでくれています。ただ、まだそう思えない方々もいます。僕が前向きな発信をすれば『払拭（ふっしょく）』できるかもしれません」としながら、「何故、それができないのか、それを説明できないのか…どうか、ご理解ください」と複雑な心情をのぞかせた。

　Ｃｈａｇｅは１カ月ほど前にＡＳＫＡに面会を求めたが、実現しなかったといい、自身の思いは手紙で渡してあるという。内容は「２人で共有し、理解できればいいこと」と明かさなかった。

　２人がソロ活動を続ければ、「チャゲアス」復活論が熱望されることに「戸惑いが生じているのは僕もそうですし、彼もそうなのでしょう」と指摘した。