8月20日のことです。
こちらも前から行きたかったお店。
またまたお昼時をずらしての到着。
こちらも前から行きたかったお店。
14時くらいで店内は満席で仲待ち椅子が3席ありますが、そこもいっぱいで入り口脇で待っていると、すぐに退店するお客さんがいて店員さんに中へ誘導されます。
終盤に差し掛かるあたりで。
カラシも一気に混ぜ合わせます。
こちらのお店を知ったのは「いそじろう」なる二郎系に見た目が似ているものを提供していることから。
世間的には「嵐にしやがれ」で紹介されたのもあるようです。
ただし夏季期間は限定の冷やし中華と差し替えになるので、「いそじろう」というメニューは券売機にもありません。
店員さんに聞いたら、お彼岸あたりでまた冷やし中華といそじろうが差し替えになるそうです。
しかし、この日は冷やし中華を目当てにきたので迷わず。
冷やし中華の大盛りを購入。
そして着丼待ちをしていると、店主さんからトッピング伺いがあり「お願いします」とコールします。
トッピングといっても二郎のように野菜だとかニンニクではなく、カラシを入れるかの確認です。
そのほかにも店主さんは丁寧で、つけ麺のつけ汁には柚子が入るようで「柚子が入っても大丈夫ですか?」と一杯一杯確認してから調理をしていました。
そして提供直前に「最後にスープ割りができますので」と言いながら。
着ド〜〜ン!
とにかく盛り付けが綺麗で食欲がそそられます。
アップでド〜〜ン!
チャーシューもけっこう大判です。
そして。
飾り切りされたキュウリの下にはジュレ状になった冷や中ダレが。
なんといっても。
1番目を惹くのはヤングコーンです。
奥に見えてるトマトとともにザ夏野菜! という感じです。
まずは。
麺を引っ張り上げて。
いっただきま〜す
麺は店奥に製麺機があり自家製で、珍しいのはタピオカ粉を混ぜているそうです。
角打ちストレートな太麺を啜ると、なるほど歯を跳ね返すようなモチモチな弾力があります。
そして。
チャーシュー。
チャーシューは豚肩ロース肉で冷えているのでキュッと締まっていますが、ホロホロと柔らかくて豚の旨味が凝縮されていて美味しいです。
ジュレ状の冷や中ダレとは別にカチンコチンなキューブ状のタレも添えられていました。
そして、それらをグッチョングチョンに混ぜてから食べ進めます。
タレは酸味と動物系と魚介系の風味がしていて濃厚です。
ジュレ状になっているのはギュッと冷やしてゼラチン質と脂が固まった、言うなれば煮こごりのような感じなのでしょうね。
そして丼をカウンター上段台に上げでスープ割りをお願いします。
冷たいものを食べた〆に温かいスープを飲むのもいいですね。
こちらのお店のスープは鶏・豚・牛の動物系と魚介系のダブルスープだそうで、粘度を感じるくらいの濃厚さがあります。
とにかく細部にわたりこだわりを感じる満足度の高い一杯でした。
そして食べ終わって退店するくらいには昼時からは外れていますが外待ちができていて、人気の高さを伺わせます。
ということでお店を出て代々木駅に向かう道すがら。
代々木ヴィレッジがありましたが、粗野が肉襦袢を着て歩いているようなもるちゃんには、おシャンティ過ぎて足を踏み入れられませ〜〜ん(^_^;)
そして、代々木駅のほど近くに。
ということでお店を出て代々木駅に向かう道すがら。
そして、代々木駅のほど近くに。
屋上の向こうにはNTTドコモビルが見えています。新旧の対比で代々木会館ビルが余計に時間に取り残された感があります。
ここはオッサン世代やそのさらに親の世代にはお馴染みなテレビドラマ『傷だらけの天使』の故萩原健一さん演じる主人公が住んでいる設定になっていたところ。
ドラマ内では『エンジェルビル』とされていて、このビルの屋上のペントハウスに主人公が住んでいるという設定になっていました。
このビルは権利関係が複雑化していて、老朽化にもかかわらず取り壊しができない状態の業界で言うところの『塩漬け物件』でしたが、それらの諸問題がどうやら解決されたようで取り壊しが決まったそうな。
建物のぐるりにはガードフェンスの仮囲いがされているので解体が始まるのもそう遠くはなさそうです。
特別には強い思い入れなどはありませんが車に乗っていた頃は、この通りを通るたびに『ここなんだよなぁ』とここだけが異世界な感じを醸し出していて、巷では『九龍城砦』だとか『代々木の魔窟』などと言われていましたが古き良き昭和の風景がまたひとつ姿を消すのは、オッサンとしてはやはりなんだか寂しいものです。
兎にも角にも、建物が現存するうちにもう見られなくなるんだと意識しながら拝められて良かったです。
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