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コカインを「散布機」に隠し密輸、ドイツ人の男を逮捕

　違法薬物のコカインを水や農薬などをまくのに使う「散布機」に隠し、密輸しようとしたとして、ドイツ国籍の３９歳の男が逮捕・起訴されました。

　逮捕・起訴されたのは、ドイツ国籍のサーシャ・シャルフ・ハルトマン被告（３９）です。ハルトマン被告は今月４日、パナマから成田空港に到着した際、預けた荷物に違法薬物のコカインおよそ３キロ、末端価格にして６０００万円相当を隠し、密輸しようとした疑いが持たれています。

　成田税関によりますと、ハルトマン被告は預けた荷物を「掃除機」と申告しましたが、実際は水や農薬などをまくのに使う「散布機」だったため、税関職員が不審に思い調べたところ、コカインが見つかったということです。

　ハルトマン被告は警察の調べに「報酬目的で持ってきた」と容疑を認めているということで、警察が入手ルートなどを調べています。