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 小池百合子知事が率いた地域政党「都民ファーストの会」の圧勝に終わった今回の都議選。主要政党同士の戦いの陰で、個人で選挙に臨み、自らの信条や政策を訴えた候補もいた。計30人が立候補した東京都世田谷区杉並区の両選挙区で、無所属6人の活動を見た。

 6月27日夜、世田谷区の下北沢駅前。マック赤坂さん(68)は路上で車座になった約20人の聴衆と質疑を交わしていた。「68歳ですが、当選したら4年間務められますか」と聞かれ、「まったく問題ない」と答えたあと、独自のパフォーマンスで笑いを誘った。「10度、20度、90度!」

 伊藤忠商事勤務を経て、希少金属の輸入業で財をなしたマックさん。「スマイル(笑顔)で心をポジティブ(前向き)に」と説く財団を設立し、各地の知事選や参院選などに10回以上立候補。政見放送での奇抜な衣装やパフォーマンスがネットで話題になった。昨夏の都知事選では5万票余りを得た。

 政見放送のない今回の都議選は…

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